民藝(民衆的工藝)の美の認識の普及と,新しい生活工藝の振興を目指す民藝運動の本拠地として,民藝運動の創始者で宗教哲学者であった柳宗悦 (Yanagi Soetsu, 1889-1961)を中心とする同志により企画され,大原孫三郎をはじめとする有志の援助のもとに,1936年(昭和11)10月に開館した。 ú{¯åYÙ
民藝(民衆的工藝)の美の認識の普及と,新しい生活工藝の振興を目指す民藝運動の本拠地として,民藝運動の創始者で宗教哲学者であった柳宗悦 (Yanagi Soetsu, 1889-1961)を中心とする同志により企画され,大原孫三郎をはじめとする有志の援助のもとに,1936年(昭和11)10月に開館した。
my favorite museum 私のお気に入り美術館 シリーズ第2回は、「私のお気に入り美術館」 がテーマです。 美術館というと、大きなホールに作品が並ぶ空間を思い浮かべるかもしれません。 しかし、今回紹介するのは「家を利用した美術館」。 芸術家が暮らし、創作を行った空間や、住まいとしての雰囲気を持つ美術館には、大規模な美術館とは異なる魅力があります。 作品だけでなく、建物そのものの個性や、暮らしの中にアートを取り入れるヒントが得られるのが特徴です。 1. 日本民藝館 東京都目黒区にある日本民藝館は、民藝運動の創始者・柳宗悦によって1936年に設立されました。 民藝運動とは、「日常の暮ら…
『新装 柳宗悦選集』全十巻、『私家版 柳宗悦集』全六巻(いずれも春秋社) 勉強していたころ柳宗悦の著作親本は、すでに入手しがたい状況だった。もともと私家版とか愛好者向け限定刊行といった、趣向性の強い刊行物だったから、だれもがつね日ごろから書店店頭にて眼にできる本ではなかった。文庫本化されてもいなかった。今とは雲泥の差だ。有名ではあっても、とくに関心を抱く読者以外からは、読まれる機会のあまりない著者だった。 いくら白樺派の重要な一員とされたどころで、小説など書いたこともない柳は、世間の一般読書人の眼からは、武者小路実篤や志賀直哉や有島武郎とは無縁の著者と見えていた。むろん白樺派内部の交友関係につ…
『柳宗悦蒐集 民藝大鑑』全五巻(筑摩書房、1981) 多大な影響を受けた思想家のひとりに、柳宗悦があった。宗教哲学の人であり、美学の人だ。白樺派にあって、小説も書かず歌も詠まず句も作らず、画も描かなかった、ただ一人の人だ。にもかかわらず美の鑑定者・美意識の提唱者としてつねに仲間の中心的存在として、白樺派の背骨を形成した一人である。 一般的には、宗教哲学や美学のエッセイストとして知られることはほとんどなく、民芸の蒐集家とされ、また民芸運動の創始者・実践者とされる。だいいち今日用いられる「民芸」(民衆的工芸品)という語は、とある蒐集旅行の車内で、柳と河井寛次郎と濱田庄司とが額を寄せて発明した語であ…
見たものの続きです。 4 展覧会など ・ 生誕120年 長谷川潾二郎展 東京 鈴木美術画廊 9月 長谷川潾二郎に魅せられた愛好家 りんこさんが主催した展覧会。 長谷川さんの作品がまとまって見られただけでも幸せであります。 主催のりんこさんは、過去に「なんでも鑑定団」に潾二郎作品を持ち こんだ方で、その作品を手始めに何作かを収集し、同じコレクターの方 にもお声をかけて、この展示につながりました。すべてりんこさんの自腹 ですから、ほんとめったにない話です。 しかも展覧会で図録までつくられて配布していました。まだ残っている かな。 note.com この展示の前に、函館美術館で「長谷川兄弟展」があり…
その昔の東京生活の時に、あちこちと地下鉄等を利用して移動しておりました ので、地下鉄を使って動くのは苦になりません。とはいっても、ほとんど今浦島で ありまして、新たに開通した路線とか、乗り入れとかにはとまどうことになりです。 あとは、大きな再開発が進んでいる渋谷は鬼門でありますね。 当方は東京では下目黒に住まいがありましたので、買い物といえばバスで 渋谷へとでて、食料品は渋谷市場を使っておりました。最近の若い人にはそれは なんのことさでありましょう。 昔の渋谷は、このあたりからバスがでていたのだよねなんて思うのであります が、変わりすぎていて、昨年は銀座線にたどり着くにも苦労したことにです。 …
こんにちは。経営ジャーナリスト・中小企業診断士の瀬戸川礼子です。 先週は、友人と日本民藝館に行きました。目黒区駒場にあります。私は都心に住んでいますが、目黒駅から先になると、かなりアウェーです。 外も中も素晴らしい建物。 日本民藝館ホームぺージより:「民藝」という新しい美の概念の普及と「美の生活化」を目指す民藝運動の本拠として1926年に思想家の柳 宗悦(1889-1961)らにより企画され、実業家で社会事業家の大原孫三郎をはじめとする多くの賛同者の援助を得て、1936年に開設された。 「古染付と中国工芸」という展示をしていました。食の仕事をしている友人は器にも心を砕いているので「初心に帰れた…
駒場東大前駅通過 すると なんだか味わい深いゾーンに むむ そうなのー今度よってみたい気はする。 そのまま ちょっと直進して左折すると 今度は大学なので堂々ショートカットに使える。 まあなんだかオサレ だがしかし どうしたことか ほぼ 人気が無くて? まだ当時はリモート全盛だったのか。 今はどうなんすかね まいいショートカットでしたでつづく。
よろコンです。 なんだかんだと気ぜわしい年度末。ブログをちゃんと書くのも久しぶり(書いては途中でやめて、中途半端なブログの数だけが溜まってしまった^^;) これから、さらに怒涛の年度末! に向かっていく前に、心の準備として今日は(恐らく)今年度最後の年休。良い天気の中、普段は行かないようなところを回ってきました。 それは・・・ 駒場東大前(京王・井の頭線) (安田講堂を一回り小さくしたような建物。ちなみに本郷の三四郎池に対して駒場には一二郎池というのがあって、これを見ると留年するという噂もあるとか。恐ろしい・・・(Web情報です(^^;)) なんで、ここに来たかは後ほど さて、お昼過ぎに到着し…
日本民藝館で開催中の生誕100年 柚木沙弥郎展に行ってきました。 ▲日本民藝館は2011年以来2度目の訪問。今日はお客さんいっぱい。 ▲ちょうど梅がきれいに咲いていた。 2022年に100歳になられた染色家、柚木沙弥郎(ゆのきさみろう)氏。芹沢銈介の流れを汲む型染め作品は以前からいいなぁと思っていたのだけど、昨夏訪れた松本で目にしたホテルの版画やお店ののれん、開運堂のパッケージなども、どれも本当にかわいくて素敵で、すっかりファンになってしまった。 経歴を拝見したら、氏は東京生まれなのだけど、戦後、お父君の実家のあった倉敷の大原美術館に勤務することになり、そこで芹沢銈介の型染カレンダーに出会って…
www.seikado.or.jp mingeikan.or.jp おなじみ静嘉堂の曜変天目茶碗。 丸の内に越してきて観やすくなりました。 そして日本民藝館の李朝白磁。 方向性は真逆ですがどちらも好きです。 それにしても、焼きものを観に 美術館をハシゴするようになるとは思わなかった。