※4から始まるものは春秋左氏伝について書きます。 楚の伍挙の話です。 伍挙の父は伍参、孫は伍員(伍子胥)です。後に孫の伍子胥は呉の重臣となり、復讐のため楚を攻めることで有名な人です。 はっきりとした身分は分かりませんが、身分の高い家柄だったようで、伍挙の妻は楚の公子の娘だから、王族とも姻戚関係にあるくらいの身分だったのでしょう。 一時期、濡れ衣を着せられ、鄭へ逃亡していたこともあったけれど、親しい友人の口添えで楚に戻ることができた(襄公二五年)エピソードがあります。 伍挙は楚の公子囲の側近(官職名はその都度変わっています)でした。 公子囲はずる賢く、好戦的で、強欲な人でした。彼は王の座を虎視眈…