一生の終わりの時期。死に近い時期。年老いたとき。晩歳。「――の作」
広辞苑第5版より
小説家、太宰治の処女作品集。第一回芥川賞候補となった作品「逆行」や、一見私小説のように見せながら、実際には自然主義的な「私」ではなく、自らの芸術的価値観に基づいて徹底して虚構化した自己を描いた「道化の華」など、フィクションとしての小説の方法論を模索した所謂「前期作品」が収載されている。 ISBN:4101006016
晩年のモーツァルトの音楽で恐ろしいと思うのは、ごく日常的な風景から一瞬で異次元の空間に連れて行かれるような感じがするところ。 この弦楽三重奏(KV563)もその典型。ハイドンのようなといってはハイドンに失礼かもしれないが、ごくありふれた古典音楽といった感じの提示部を終えた後の展開部(このYoutubeだと、ちょうど5:00以降)。 それまでの晴れた秋空のような変ホ長調から、突然、人生の深淵を覗き込むような和声にふっと変わる。村上春樹の小説で、こういう日常生活から、ふっと異空間に入り込む、壁の中に入っていくみたいなものがあったと思うが、あれと同質のものを感じる。 その後も、不思議に玄妙に響く転調…
ワタシの両親は、 父がつい先日70歳の古希を迎えてばかり、 母はまだ68歳、 まだまだ親の介護に向き合う状況ではないのだが、、 ワタシが仕事で東京に移り住んだため、 帰省して親の顔を見るのは今は年に1回か2回程度、 ワタシが東京で子育てや仕事に没頭している間に、 親はあっという間に歳をとってしまうのではないか。 ある日ふと、 電車内の広告ポスターで、 「ボクはやっと認知症のことがわかった」 という書籍を目にして、 その場でアマゾンで購入して購読した。 これまで何百人、何千人もの患者を診てきた専門医、 「痴呆」という呼び名から「痴呆症」への呼称変更に関する検討委員も務めた 認知症の専門医が、自ら…
やっとつかんだ芸術は、説明を加えた途端に指の隙間からこぼれ落ちてしまう。 熱くなれず、消えることも出来ない自我はどこを彷徨うか。
どうも、僕です。今回は前回に引き続いて、哲学的な議論の論文をいくつか読んだのでまとめていきます。今回読んだのは以下の論文です。①森岡正博、居永正宏、吉本陵「生命の哲学の構築に向けて(1):基本概念、ベルクソン、ヨーナス」『人間科学 : 大阪府立大学紀要』2007, 3, p3-68 (このうち、森岡「第一章 生命の哲学とは何か」のみ) ②森岡正博、吉本陵「将来世代を産出する義務はあるか?:生命の哲学の構築に向けて(2)」『人間科学 : 大阪府立大学紀要』2008, 4, p57-106 ③森岡正博「誕生肯定と何か:生命の哲学の構築に向けて(3)」『人間科学 : 大阪府立大学紀要』20011 8…
ジャン・ジャック・ルソーの生涯から、ブログの意義を考える 「自然に帰れ」という思想で知られるジャン・ジャック・ルソー(1712-1778)は、王侯貴族の保護を受けた御用学者だったのでしょうか。 ホッブズは「万人の万人に対する闘い」と語り、ルソーは「自然に帰れ」と叫んだ・・・と学校で教わったことがあるでしょう。 ジャン・ジャック・ルソーの生涯から、ブログの意義を考える 「自然に帰れ」の宣言者の実像 ブログの先駆けか 彼の生涯を概観する 東洋と相通じるものがある ルソー略年表 同時代人との比較 現代のブログの意義 「自然に帰れ」の宣言者の実像 スイスのジュネーブに生まれ、おもにフランスで活躍したジ…
毎月お得なポイントバックキャンペーンを多数実施中です。電子書籍に慣れ親しんだ方にはもちろん、電子書籍を利用したことがない方にも是非ご利用ください。 毎月1,000冊以上の無料コミック・割引ライトノベルや小説が登録なしでスグ読める! 今日は何の日? ママ&キッズ ナチュラルマーククリームお得用サイズ 470g【エターナルリースデザインボトル】【パッケージリニューアル】ボディクリーム ママアンドキッズ mama&kids ベビークリーム ストレッチマーククリーム 妊娠線クリーム 血液型で占う今日の運勢【1月22日】あくまで参考までに。A型:70点≪3位≫人間関係が少しずつ変化していることを感じられ…
誕生日!!おめでとうございます!!! 2008年(平成20年)~2012年(平成24年)生まれの人の性格・運勢・初年運等を載せています 誕生花:諸説あります。お花を楽しんでくださいね グズマニア ガーベラ(ピンク) グズマニア 🌹~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~🌹 誕生花 グズマニア 花言葉「理想の夫婦」 理想の夫婦 お互いをリスペクトする・・・ そのようにありたいですね #花言葉への想い 🌹~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~🌹 本日生まれの有名人 高橋 惠子 中西 学 中田 英寿 二十四節気:大寒 七十二候:款冬華(ふきのはなさく) 蕗の薹(ふきのとう)が蕾を出す ツイ…
一条真也です。『妻たちのプロレス』ターザン山本・福留崇広著(河出書房新社)を読みました。「男と女の場外バトル」というサブタイトルがついています。山本氏は1946年、山口県岩国市生まれ。元「週刊プロレス」編集長として、部数を爆発的に伸ばす。著書多数。福留氏は1968年、愛知県生まれ。國學院大学文学部哲学科卒業。92年、報知新聞社入社。現在、コンテンツ編集部所属。プロレス、格闘技、大相撲、ボクシング、サッカー等を取材。著書に、ブログ『さよならムーンサルトプレス』で紹介した本があります。 本書の帯 本書の帯には、力道山の妻・田中敬子「主人は別の部屋で一人、涙を流していました」、髙山善廣の妻・奈津子「…
誕生日!!おめでとうございます!!! 1993年(平成5年)~1999年(平成11年)生まれの人の本質・適職・伝言を載せています 誕生花:諸説あります。お花を楽しんでくださいね グズマニア ガーベラ(ピンク) ガーベラ(ピンク) 本日生まれの有名人 高橋 惠子 中西 学 中田 英寿 二十四節気:大寒 七十二候:款冬華(ふきのはなさく) 蕗の薹(ふきのとう)が蕾を出す 上記の誕生日以外の方は 下記のサイトへお越しください 1943年(昭和18年)~1957年(昭和32年)まで 誕生日でわかる晩年運 1958年(昭和33年)~1972年(昭和47年)まで 誕生日でわかる中年運 1973年(昭和48…
祖父は酒飲みだったが、飲酒している場面は年を経るごとに減っていたと記憶している。 晩年には、ほとんど飲まなく(飲めなく?)なっていた。体に気をつけて控えていたのか、ドクターストップがかけられていたのか今は知るよしもない。まあ、性格を考慮すれば後者なのだろうが。 話は変わり、俺も酒飲みだ。それでも、数年前までは飲んでも週末だけ。たまに飲み会ではめを外す程度。 最近は、ストレスから解放されるために、ついつい飲み過ぎてしまう。 ひどい飲み方が続いている。飲めば辛いことを忘れられるわけではない。酔いによる高揚感でほんの一瞬だけ、辛さを上書きしようとしているだけだ。だから、ほぼ毎日、徒労感を無理矢理塗り…
人生の岐路に立った時は記録を残すことにしておりなんか今かな?今やねーと思ったので残している。 めちゃくちゃ忙しい。休ませてくれ、もうやだって毎日思いながら1月が下旬になった。絶対無理じゃんこんなの馬鹿げている、やる or dieじゃんって思っていたものごとが無事dieせずに終わった。人間はそう簡単にだめにならないように生きている。これを覚えてしまったので早く始めなかった反省とか時間の使い方の下手くそさとかなんも学ばずにぎゃーーってなりながらこの先もやるんだろうか。一体いつになったら要領よく気持ちよく生きられるのだろうか。 とはいえめちゃくちゃ忙しい。なんこれ。 多分これからの人生における超重要…
先日、新潮新書出版の「兜町の風雲児 - 中江滋樹 最後の告白」という書籍を買いました。稀代の相場師でしたが、投資ジャーナル事件で暗転した中江滋樹について書かれた本です。 少し余談も入りますが、私の母は高校生の時からずっと株式投資をやっており(かなり高齢ですが今でも元気に個別投資をしています)、私が幼い時から家には株式雑誌が沢山あり、毎日のラジオの短波放送、いくつかの証券会社の営業マンからの電話が頻繁にあったことが今でも鮮明な記憶にあります。そのような環境下、当時、母から中江滋樹の話を聞いたり、雑誌で顔を見たこともあるのですが、中江滋樹は株式投資で巨万の富を得たものの晩年は小さいアパートで死去し…
こんにちは。lalaです。 今回は江戸の三大改革の一つ。享保の改革について取り上げたいと思います。 享保の改革のポイントとしては、 享保の改革ポイント! ・財政の再建 ・米価の安定 ・新田開発 ・法制度の整備 ・殖産興業 がメインの政策となります。 それでは江戸初期に行われた享保の改革について、解説いたします! 徳川吉宗による政治 年貢対策 目安箱の設置 訴訟問題 大名や商人の統制 まとめ 徳川吉宗による政治 享保の改革は、1716年〜1745年にわたって、8代将軍徳川吉宗により行われた幕政改革です。 元禄年間あたりからの財政難のツケがここにきて徐々に大きくなり、吉宗の頃にはかなり大きく膨らん…
今日もなかなか辛い睡眠であった。入浴後、やっとのことで量の多い髪を乾かすやいなや(笑)、またしても倒れこむようにして22時半に就寝したけど、なぜか23時半、2時半、5時半にそれぞれしっかり中途覚醒して「顔が冷たいなぁ」などとひとしきり考えていた。5時半には、アプリを終了してストーブ点火したにも関わらず、結局そのまま眠ってしまって、あろうことか9時前起床。正気付いたのは10時頃ですわ(笑)。自分を過信するにも程があるわ。 顔が冷たくて目が覚めるなら、フェイスマスクでも被って眠るか・・・。 今日は先日予約した、都会の役所におでかけ。たまのことなので、久々にきちんと身なりを整えて帽子まで被ってパンプ…
今週末、プレーオフの2回戦であるディビジョナルラウンドが行われました。今回は2日目の試合について同様に振り返っていきたいと思います。 1日目の試合についてはこちら。 jacoby-colts.hatenablog.com ブラウンズ vs チーフス バッカニアーズ vs セインツ まとめ ブラウンズ vs チーフス ブラウンズ 17 - 22 チーフス でチーフス勝利! 当初はオフェンスの殴り合いになると予想していましたが、思ったよりロースコアになりました。また最後まで結末が分からない、白熱した接戦となりました。ただ、チーフスQB Mahomesが脳震盪で途中退場しており、病状が心配です。 こ…
トリアージ(英語: triage、フランス語: triage)とは、一般的には、重要で最初に扱うべき者を選別(および決定)することを言う。 患者の重症度に基づいて、医療・治療の優先度を決定して選別を行うこと私の高齢の母親は特養で長いことお世話になっている、車椅子かつ認知機能が劣化し、もはや息子や娘でも識別できない。 施設に入居時に、延命処置を望むか否かの誓約書を提示が求められた。父の死去時の経験から私は「望まない」選択、本人の状況から本人には確認できないので、息子の私の独断である。父は嚥下障害で誤嚥性肺炎となり医師から以後の経口での食事は危険であり、胃ろうを推奨され、以後、食事も水も口からはで…
漱石『三四郎』と鷗外『青年』と 2015-05-15 18:52:47 テーマ: 歴史と文学 本郷の三四郎池に行って驚くのは深山幽谷の感じである。大東京の中心部と云ってもよいその真ん中に、皇居とともに野趣を帯びた武蔵野の面影が無造作で、朽木は倒れるがままに、老木は水面(みおも)に大きく傾(かし)いだまま、半ばなげやりな無関心のまま放置されているのが、如何にも豪奢である、と云う感じがする。皇居と云い、一個の国立大学の存在といい、その扱い方、扱われ方は対照的なところもあるけれども、国家権力の権威を見せつけられているようで、接する側の心情としてはなかなかに複雑である。 三四郎池は命名の由来である漱石…
見たら憧れる。近くによれば胸が高鳴る。手に入れて数日もすれば手に余る。欲の正体。 あくまで、学校とか、職場や作品内での関係に過ぎないのに、それを一方的に恋愛にまで高めてしまうと、相手のことをどうにかして、自分のプライベートに引きこもうか、模索する。 始まりが、単なるその場限りの義務がある人間関係に過ぎないのに、それを恋愛関係という妄想に、いつの間にかしだしているというわけである。