本の紹介文、ブック・レビュー。 通常はいわゆる新刊本について行われることが多く、読者の書籍選びにあたって参考に供する意味を持つ。
ニッポンの書評 (光文社新書)
関連リンク 書評 - Wikipedia 好書好日|Good Life With Books http://www.yomiuri.co.jp/book/review/ 書評サイト-本スキ。 ビジネス書の書評・要約まとめサイト bookvinegar-ブックビネガー HONZ - 読みたい本が、きっと見つかる!
静謐で幻想的な短編集 薬指の標本(新潮文庫) 作者:小川洋子 新潮社 Amazon ※今回は本の紹介というよりも、かなり個人的な楽しみについてのエッセイのような文章です。 これで小川洋子に関する記事を書くのは二本目だが、正直いって私は、この作家がどういう作家なのかいまいちよくわかっていない。 最も有名な作品は『博士の愛した数式』(2003年)だろうと思う。しかしこれはなんとなく私がいま求めるものとは違う気がして読んでいない(読んだら印象が変わる可能性は大いにある)。私が初めて読んだ作品は短編集『寡黙な死骸、みだらな弔い』(1998年)で、その印象については以前記事に書いた(小川洋子『寡黙な死骸…
⚪︎ブログ運営者kimkim紹介 読書家:1日1冊以上読書しています! 元々は読書大嫌い 本のジャンルを問わずレビューしてます。 ぜひ、読者登録お願いします! 天国までの百マイル 新装版 (朝日文庫) 作者:浅田 次郎 朝日新聞出版 Amazon こんな人におすすめ!○親子の絆を感じたい人○感動したい人 今回は、浅田次郎さんの『天国までの百マイル』を読んでいこうと思います。 不器用な男が主人公のこの作品。 親子の絆も描かれているんだとか。 どんな物語が待ち受けているのでしょうか? 気になるので、早速読んでいこうと思います! 【あらすじ】 【私的満足度】 【感想】 ① 挫折から始まるストーリー …
さて、今回はばらかもん13巻について書いていきたいと思います。 田舎者なる、ついに東京デビューをする巻ですね。 早速行きましょう。 ばらかもん 14巻 (デジタル版ガンガンコミックスONLINE) 作者:ヨシノサツキ スクウェア・エニックス Amazon 1. 『ばらかもん13巻』のあらすじ 『ばらかもん13巻』は、半田先生が東京に帰省することになり、父の仕事を半田先生は見ることになります。まさに芸術家、というような仕事を見た半田先生。 そして父親に「仕事を手伝ってくれ」と言われます。 考えながら「なる」と東京で遊んでいるときに、彼は自身の将来について、決断を下します。 2. 『ばらかもん13…
タイトル・著者 どんな人が書いた本か この本から得られること どんな人におすすめの本か 印象に残った内容 自分の所感 タイトル・著者 『物語思考』けんすう どんな人が書いた本か ▼著者のけんすうさんこと古川健介さんのAmazonプロフィールがこちら▼ 起業家、エンジェル投資家、アル株式会社代表取締役。1981年生まれ。浪人生時代に「ミルクカフェ」という大学受験サービスを立ち上げたあと、レンタル掲示板の「したらば」を運営。新卒でリクルートに入社後、起業してハウツーサイトの「nanapi」をリリース、2014年にKDDIグループにM&Aされる。現在は「クリエイティブ活動を加速させる」ために、きせか…
⚪︎ブログ運営者kimkim紹介 読書家:1日1冊以上読書しています! 元々は読書大嫌い 本のジャンルを問わずレビューしてます。 ぜひ、読者登録お願いします! 配達あかずきん 成風堂書店事件メモ (創元推理文庫) 作者:大崎 梢 東京創元社 Amazon こんな人におすすめ!○本が好きな人○ミステリーが好きな人 今回は、大崎梢さんの『配達あかずきん』を読んでみたいと思います。 表紙を見て、読みたいと思いました! 表紙の赤ずきんちゃんが可愛らしいですよね! どんな物語が待ち受けているのでしょうか? 気になるので、早速読んでいこうと思います。 【あらすじ】 【私的満足度】 【感想】 ① 本屋に潜む…
「メディアの情報って、本当に正しいのかな?」 「知らなきゃいけないニュースがあるのに、なんで報道されないだろう」 「真実の情報を見つけるにはどうしたらいいのか?」 上記のように、メディアの情報に違和感を持っている方と情報を読み解く力を身につけたい方に向けて書いています。しかし、なかには、メディアの情報を信じている方と身につく必要がない人も。 「メディアの情報が無料だから、信じるに決まっているよ」 「情報を読み解く力?めんどくさいよ」 メディアの情報に違和感を持っている方と情報を読み解く力を身につけたい方と、メディアの情報を信じている方と身につけたい方に方法があります。 それは、「社会の真実の見…
マイクロソフトCopilotの衝撃を読んで 今回、AIの将来的な変遷を理解したいという動機で、本書を読みました。表題にもある「マイクロソフトCopilotの衝撃」のように、第1章ではマイクロソフトのCopilotが現在どのように展開されているか、そして今後どのように変化していくかについて予想されています。 第2章 「AIによるマーケティングの劇的な進化」では、チャットGPTをはじめとする生成AIの進化と利用について詳述されています。 第3章では「生成AIマーケティング革命によるビジネス戦略の再定義」というテーマで話が展開されます。 全体的に見ると、この書籍はYouTubeなどを普段見ない人にと…
⚪︎ブログ運営者kimkim紹介 読書家:1日1冊以上読書しています! 元々は読書大嫌い 本のジャンルを問わずレビューしてます。 ぜひ、読者登録お願いします! 同志少女よ、敵を撃て 作者:逢坂 冬馬 早川書房 Amazon こんな人におすすめ!○戦争ものが好きな人○リアルな話が好きな人 今回は、逢坂 冬馬さんの『同志少女よ、敵を撃て』を読んでいこうと思います! 表紙を見るにスナイパー?の話なのかなぁ? しかも、少女スナイパー? いったい、どんな物語が待っているのか? 気になるので、早速読んでいこうと思います! 【あらすじ】 【私的満足度】 【感想】 ① リアルな戦争物語 ② 主人公の成長 ③ …
⚪︎ブログ運営者kimkim紹介 読書家:1日1冊以上読書しています! 元々は読書大嫌い 本のジャンルを問わずレビューしてます。 ぜひ、読者登録お願いします! こんな人におすすめ!○結婚について考えたい人○自分の傲慢さを見つめ直したい人 今回は、辻村深月さんの『傲慢と善良』を読んでいこうと思います! 本屋さんとかで、よく見るこの作品。 前々から気になってました! ついに読むことができます! どんな物語が待っているのでしょうか? 気になるので、早速読んでいこうと思います。 【あらすじ】 【私的満足度】 【感想】 ① 失踪から始まる物語 ② 異なる2つの視点 ③ 「傲慢」と「善良」とは? 【まとめ…
さて、今回は、『ばらかもん12巻』について、あらすじと感想をお届けします。 この巻では、島にもクリスマスが訪れ、定番のサンタはいるのか、いないのか?という論争が起こります。 まだそんな純粋な心が残っているお話です。 ばらかもん 12巻 (デジタル版ガンガンコミックスONLINE) 作者:ヨシノサツキ スクウェア・エニックス Amazon 『ばらかもん12巻』のあらすじ 『ばらかもん12巻』は、島にもクリスマスが訪れ、定番のサンタはいるのか、いないのか?という論争が起こります。 そしていよいよ24日、クリスマスプレゼントを渡すことになるのですが、なるには両親がいません。 実はこの時期数日間になる…
限られた字数では不可能ですが書評を書きました。11月30日産経新聞夕刊「ビブリオエッセー」に掲載です。 管理人マーキュリーマークからの伝言 産経新聞については別口で投稿します。間違えても日産経と読まないで下さい。一文字分の間隔があればなぁ。
素晴らしき別世界 地球と生命の5億年作者:トーマス・ハリデイ山と渓谷社Amazon※山と渓谷社からの依頼で山と渓谷社のnote用に書いた書評ですが大変おもしろい本だったので自分のブログ用にちょこちょこと書き換え、許可を得て転載していますわれわれは自分の周りの環境を「当たり前のもの」として受け止めがちだ。何しろ先祖の時代から日本列島は日本列島だし、一日は24時間だし、気候変動や災害による水位の上昇、地形の変動こそあれど、世界の構成──大気中の酸素・二酸化炭素濃度、大陸数、生物の数──に大きな変化はない。しかし、5億年の物差しでみると、過去と現在の地球には、「別世界」と表現しても過言ではないほどの…
孤独なハリネズミが、家族と出会い、仲間と出会い、自分と向き合って気づいたこと。 Twitterフォロワー22万人の人気著者があなたに贈る、ハリネズミフォトエッセイ ボクの針は痛い。そう思っていた。針、痛いんでしょ?針、痛そうだね。みんなが、そういうから痛いもんだと思っていた。 でも、 仲間ができて、家族ができて、気づいた。ボクの針は痛くない。 少し落ち着いた時間に気軽に眺めることができるフォトブックです。 お休みの日の朝などに自分の気持ちをリラックスさせるには効果的だと思います。 ■なぜかハリネズミ ■ハリネズミの癒し効果 【スポンサーリンク】 (adsbygoogle = window.ad…
いつか記憶からこぼれおちるとしても (朝日文庫) 作者:江國 香織 朝日新聞社 Amazon 「いつか記憶からこぼれおちるとしても」 江國香織(著) 朝日新聞社 あらすじ 色々と抱えている高校生たち まとめ こんな人にオススメ こんにちは、ちわぷ〜です! キーボードが届くまでの間、仕事も順調だったので、映画を見たりサッカーを見たり次の仕事の準備に史跡を回ったり、早々と一人忘年会(単なる家飲み)をしたりと、のんびりと充電してました☆ 富士塚なるものに初めて登ってみて、江戸時代の文化は面白いな〜と思いました (^ω^) 本日は久しぶりの江國先生です(^^) 「いつか記憶からこぼれおちるとしても」 …
ランニングの合間におすすめ書籍のご紹介📚 今回は村上春樹の「アフターダーク」をご紹介します。 書籍について 概要 書評 購入はこちらから 書籍について タイトル:アフターダーク 作者:村上春樹 出版:講談社文庫 概要 時計の針が深夜零時を指すほんの少し前、都会にあるファミレスで熱心に本を読んでいる女性がいた。フード付きパーカにブルージーンズという姿の彼女のもとに、ひとりの男性が近づいて声をかける。そして、同じ時刻、ある視線が、もう一人の若い女性をとらえる―。新しい小説世界に向かう、村上春樹の長編。(出版社より引用) 書評 題名はアフターダーク(闇の後)ですが、深夜から朝までの時間帯の出来事を描…
『奇貨』の通販第一弾を受け取った方々がいろんな感想をネットに書いてくれて、台湾に出張しつつ貪るように読んでいたら一週間が終わりました。 寄稿のおしらせ 出張中だったのもあってSNSでしか告知できていなかったのですが、新居のカスタマイズを楽しむ様子をSUUMO「マンションと暮らせば」に寄稿しています↓ suumo.jp 『奇貨』感想まとめ 以下は『奇貨』にいただいた感想です(勝手に要約&抜粋) 読んで悪夢に魘されました。クローズドになっているからこそ起こりうる恋愛関係の心的外傷が丁寧にすくい出されて描かれていました。あとがきの「不幸はずっと見ていたくなる色をしている」には闇の深さに恐れつつも共感…
子どもの頃の緑内障で眼球摘出をした栗山龍太さんの楽しい日々を漫画で読むことができます。人間臭いアンジーが可愛すぎます。 悪性リンパ腫で亡くなってしまった前盲導犬のダイアンとのエピソードが感動的すぎてアンジーが霞んでしまっているのが少し残念かもしれない。(ダイアンのエピソードは無かった方がアンジーがもっと輝いていたハズ) 他の方のこの本の感想を読んでもダイアンエピソードの事ばかり書かれているのがかわいそう。現在の盲導犬はアンジーなのにね。 「僕の取り柄と盲導犬」の歌詞も載っていたので聞いてみました。さすがに歌が上手い! ---------- 見えないボクと盲導犬アンジーの 目もあてられない日々 …
webgenron.com ネットメディアのwebゲンロンに「労農派ピケティは『バラモン左翼』を乗りこえられるか」という文章を寄稿しました。ピケティの『資本とイデオロギー』、特に日本でもよく知られるようになった「バラモン左翼」という言葉について、かつての日本における講座派と労農派の対立になぞらえることで論じてみました。翻訳が出てから半年近くになりますが、本格的な書評はまだほとんどないように思いますので、少しでも参考になればと思います。
授業が始まると、やっぱりその準備と実際の対面での講義でそれなりにバタバタとすることになります。そこで論文を書こうとすると苦しむわけですが、今回は久しぶりに新しいテーマで論文を書いてみたのでほんとに大変だった…初めから仮説がある程度あり、データもすでに取っていたにもかかわらず、先行研究を見始めると芋づる式で…。最近はこの手の作業について大学院生に向かって偉そうなことをいうのが仕事になりつつあるわけですが、自分がそんなうまくできてるわけではありませんすみません。 最近は東洋経済で書評を書いていることもあって、いよいよブログでの本の紹介まで手が回らなくなりつつありますが、いくつかいただいた本をご紹介…
海峡 (海峡 幼年篇) posted with ヨメレバ 伊集院 静 新潮社 2001年07月 売り上げランキング : 楽天ブックスで探す Amazonで探す Kindleで探す う〜ん、これはショック。あまりに早すぎる。まだまだ伊集院静らしい物語を読みたかった。それにしても74歳とは…。もう少し上じゃなかったのか?この人はもう30代ぐらいから本物の大人で男だったからなぁ。だいぶ上だと思っていたが。
本の要約サイト「Summary ONLINE」さまで、拙著が紹介されました。 www.summary-s.online ありがとうございます。 ⇒「お知らせ」の記事一覧はこちら。 ⇒ ブログの概要(トップ・ページ)はこちら。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 「宣伝会議」さまの実践講座に登壇しました。 www.sendenkaigi.com ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今さらだけど、ちゃんと知っておきたい「経営学」【内容紹介】 ◆ 「読者が選ぶビジネス書グランプリ2022」にノミネートされました。 ◆ ライザップの瀬戸健社長が、『週刊文春』で書評をお書きくださいました(2021年10月28日号、p.12…
森鴎外記念館(「観潮楼」の跡地) 2023年10月24日の「本の話」(文春オンライン)に『精選女性随筆集 森茉莉 吉屋信子』の書評があり、啄木についても触れています。 笑い、悲しみ、時には猛烈に怒る……現代屈指の散文家・森茉莉 『精選女性随筆集 森茉莉 吉屋信子』(森茉莉 吉屋信子 小池真理子 選) | 書評 - 本の話
筑摩書房 完本 カリスマ 中内いさおとダイエーの「戦後」(下) / 佐野 眞一 著 カバーデザイン 間村俊一 装幀 安野光雅 解説 金子勝 巻末に完本版あとがき。略年譜、取材協力一覧、主要参考引用文献、主要人名索引あり。1998年日経BPより単行本。2001年増補版として新潮社文庫化。平凡社から2006年に出した『戦後戦記ー中内ダイエーと高度経済成長の時代』から一部再構成収録、ほか増補再編集して、2009年ちくま文庫「完本」上下巻刊。 第一章 沈む半月マーク 一巻の、プロローグの次。いきなりこの出だしで、凡百の太鼓持ち本ともDISり本とも一線を劃す公正な伝記を心掛けた、と言われても、という。 …