自分が画策したり、小細工を施したりしたわけでもないのに、何かの働きによって物事が上手い具合に収まってゆく。 あるいは、無関係だったはずの出来事が知らず知らずのうちに結びつき、想像を超えた発展を見せる。 人生は物語みたいだなぁ、とふと思う。 その瞬間、私は現実の本質に最も近接している実感を持ちます。 現実と物語が反発するのではなく、境界線をなくして一つに溶け合った時こそ、大事な真実がよく見えてくるのです。 生きるとは、自分の物語をつくること (新潮文庫) 作者:洋子, 小川,隼雄, 河合 発売日: 2011/02/28 メディア: 文庫 4月1日息子の初登園の日。 今まで読んだ本を振り返ってカフ…