あかぬ色香は昔にて 祐徳稲荷神社の尼寺としての前身「祐徳院」に関する研究日記 ※タイトルは、祐徳稲荷神社の創建者である花山院萬媛の愛された皇太后宮大夫俊成女の歌「梅の花あかぬ色香も昔にておなじ形見の春の夜の月」から採ったもの。 ※萬子媛という呼び名は明治以降のものと思われるので、存命時の呼び名の一つであった可能性の高い「萬媛」に統一したい。このことについては研究日記の中で触れるが、さしあたって次の記事を参照されたい。 mysterious-essays.hatenablog.jp はじめに 祐徳稲荷神社とは 境内摂末社と、そこに祀られている神様 石壁神社 命婦社 岩本社 岩崎社 若宮社 執筆に…