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汐留

(地理)
しおどめ

地域

東京都港区 東新橋 −「汐留シオサイト」がある地域。
新橋駅浜松町駅間の東側に位置するのが「汐留シオサイト」で、日本テレビ放送網電通Panasonic日本通運などの社屋が立ち並び、新橋駅汐留口からペデストリアンデッキでつながれる。2003年に一部がグランドオープンとなったが、全体の完成は2006年。

元は旧国鉄の汐留貨物駅跡地であり、国鉄民営化とともに売却が検討されたが、折りしもバブルであり地価の高騰に加熱させるという非難があり、1997年まで見送られてきた。官民共同の再開発プロジェクトである。また、線路西側には、小規模地権者が進めている「チッタイタリア」と呼ばれる再開発地区がある。ビルと街並みがイタリア風に統一されるのが特徴である。2003年11月に第1期オープンとなり、JRAウィンズ汐留などがある。

東京ヒートアイランド現象の元祖

汐留高層ビルを林立させ、ビルの壁を作って海風を遮ってしまったために、ヒートアイランド現象をもたらした。NYCのウォール街をもじって東京ウォール現象とも呼ぶ。

汐留駅

汐留貨物駅の前身は(旧)新橋駅で、日本初の鉄道の起点の駅であった。東京駅完成による東海道本線のルート変更により、当時の電車線の烏森からすもり)駅が新橋駅を名乗り、旧新橋駅は貨物専用の汐留駅となった。汐留貨物駅は、長い間東京の貨物輸送の拠点となっており、古くは九州方面へのカートレインの始発駅になったこともあったが、貨物輸送がコンテナ中心になるのに伴い廃止された。

旧新橋駅跡は国の史跡となっている。発掘調査の後、風化を防ぐために埋め戻され、その上に、開業当時の駅舎を再現した「旧新橋駅停車場」が建てられた。旧新橋駅停車場の裏手には、鉄道の起点であった「0哩標(鉄道記念物)」が開業当時と全く同じ位置に再現されており、当時使われていたレールが数メートルだけ敷かれている。

現在、「汐留駅」は、ゆりかもめ都営大江戸線の駅になっている。→ 汐留駅

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