いつも通り、深夜のドライブから帰ってきた。 車から降りようとしたら、目の前を若いカップルが通り過ぎた。 男の子がほんとうに嬉しそうな顔をしながら声を出して笑っていて、 女の子は彼氏を後ろから抱きしめる形で縦に連なって歩いていた。 その光景を見て、 あ、ブログでも書かなきゃ、と思った。 天啓かもしれない。 ただの腹立たしいカップルではなく、神の使いなのかもしれない。 歩くスピードとか、歩きずらさとか、彼氏のかかとを万が一踏んでしまったら痛いだろとか、 あの2人はそう言う次元で生きてない。 今、背中に彼女がくっついていて、彼氏が自分の腕の中にいて、それが全てなのだ。 わたしは、夜勤明け、その次の日…