はしご酒(Aくんのアトリエ) その六百と八十三 「ヌリカベ~!」 「ヌリカベ!」 ん? 「ネットで検索しても、『巨大な壁の妖怪。口数は少ないが、身体を張って鬼太郎たちを守る壁になったり、敵を押し潰したりと、気は優しくて力持ちの頼りになる仲間』、と、大絶賛。で、あるにもかかわらず、あのトンでもない『黒塗り』野郎のおかげでエラい迷惑を被っているというから、さすがに、滅多にそんな気持ちにならない僕も、それなりに胸を痛めるわけよ」 あ、あ~。 ナゼ、今、ヌリカベなのかはわからないけれど、きっと、あの、「ヌリカベ~」のヌリカベのことだ、間違いない。 「オマケに、新参者の『白塗り』野郎まで登場したりするも…