矢崎仁司

11月16日、月曜日。晴れ。 朝、妻に川越駅でおろしてもらい、池袋の「グランドシネマシャンシャイン」へ、矢崎仁司監督の『さくら』を見にいく。 早く着いたので、映画館近くの喫茶「ルノアール」で、モーニング・コーヒー（トースト、ゆで卵、スープ付き）。 渡辺利夫著『放哉と山頭火』（Kindle版）の終盤を読む。 ★ 映画「さくら」予告編（出演：北村匠海、小松菜奈 、吉沢亮） 西加奈子の同名小説の映画化。 この映画に登場するのは、サクラと名づけられた1匹の犬と長谷川家の5人、そして彼らそれぞれにとって大切な人たちだ。日々の幸せ、初めての恋、思いがけない事故、愛するがゆえの葛藤……普遍的に映る家族の日常…

封切り二日目。 席数１５４の【SCREEN1】の入りは八割ほど。 タイトルの「さくら」は何かと思ったら、舞台となる家で飼われている犬（牝）の名前。 このペットが鎹となり、一緒にいる意味を喪失した家族が再生するまでを描く。 物語りは静かに進行。 両親の馴れ初めや、何処にでもある家庭なりの儀式の成り立ち、または『さくら』が貰われて来た経緯を挟み『長谷川』家の状況が描かれる。 尺も半分を過ぎる迄は、何処にドラマが生み出されるのかさっぱり分からず、おいおいこの先どうなるんだいとかなり気を揉んでしまう。とりわけ、夫婦の昔も含め兄弟妹が幼い頃は、何処にでもありがちな一家の様子。 が、長ずるに連れ、思春期ら…

★★★☆☆ あらすじ イラストレーターとその同居人のOL、デリヘル嬢と電話受付係、4人の女性の日常。 www.youtube.com 感想 4人それぞれの生き方がリアルだ。特にもっとも平凡な役柄、中越典子演じるＯＬが印象に残った。こういう人はたまにいて、本当の自分を出すのではなく、そういうキャラクターを演じているだけなのだろうと思っていたが、これはこれで彼女なりのリアルなのか。 // そんな中、棺で寝起きする女というのはやり過ぎ感があった。ドラキュラかよとずっと引っかかった。 吸血鬼ドラキュラ伯爵と棺 インテリア置物オブジェオカルト小説映画装飾品ゴシック様式ホラー飾り小物フィギュア雑貨棺桶モン…

★★★☆☆ 内容 www.youtube.com 感想 冷え切った夫婦がお互いにいい思いをして戻ってきた、互いの良さを再確認した、というお話だ。これで片側だけがいい思いをしていたら、もう一方が可哀想、となるが、お互いだからいいじゃん、という感じがしてずるい。 しかし池脇千鶴は役作りかよく分からないが太っている。まさに普通の女性。こんな女性でも積極的なら何とかなるというのは、女性にはいい教訓かもしれない。 // ランキング参加中邦画 スタッフ／キャスト 監督 矢崎仁司 脚本 狗飼恭子 原作 スイートリトルライズ (幻冬舎文庫) 出演 中谷美紀／大森南朋／池脇千鶴／大島優子／安藤サクラ／黒川芽以 …