大学、研究所等において、教員・学生・研究員等によって構成される組織、または、その組織が研究を行うための部屋。
前者の用例: 「うちの研究室、教授が厳しいんだよね」
後者の用例: 「今日は研究室に泊まるよ」
大学専任教師、大学院生の各々に与えられる校内の私室。8畳から10畳程度。文系と理系では研究の様子が大きく異なり、理系では試薬・実験器具が大きなスペースを占める一方、文系では書籍が大量に積まれている。住み着いて生活を始める学生もいる。
現在はほぼ定員一杯の院生を入学させていることもあり、基本的には個室ではなく大部屋である。さらには個人机が与えられず、図書館のカレルで研究する、という環境にある院生もいる。文系の研究室では、院生一人一人に個室が与えられる場合もある。
なお、大学の教員に研究室があるのは、文部科学省令の大学設置基準でその設置が義務づけられているためであるが、そこには個室を与えなければならない、という文言はひとつもない。教員の研究室も相部屋という大学や短大もある。
原則として、教授・准教授一人につき大学院生3人とり指導教官とする。
関連語: 研究、研究者、ラボ、象牙の塔、大学院
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