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緘黙

(サイエンス)
かんもく

「場面緘黙症」、「選択性緘黙」などよりも広い意味を指す呼称。
話す能力はあるのに、話そうとしても話すことができないという状態。
この症状を持つ人は、何か言葉を発しようと試みようと頭の中で思い浮かべたとしても、実際に喋ろうとした相手を前にしたり、大勢の人がいる場にいったりすると、うまく喋ることができない。
「失語症」、「寡黙」などとは違う。
一般には、その人個人の性格上の問題、というわけではないとされる。

参考

家族や親しい友人とは何の問題もなく話しているのに,学校などの特定の場面では,ひと言も話すことができない状態を緘黙といいます。言語能力(発語・理解)はほぼ正常であるにもかかわらず,学校などの特定の場面や状況で話さなくなることから,場面緘黙症または選択性緘黙症といわれています。生活場面すべてにわたって話すことができない状態を全緘黙といいます。

情緒障害教育では,選択性緘黙等があるものが対象とされています。

登下校中は親しい友人とおしゃべりをしていても,校門に入った途端に黙ってしまったり,家族とは楽しそうに会話していても,家族以外の人が入ってくると口をつぐんでしまったりすることもよく見られます。行動も抑止的で,極度の緊張から身体が硬直してしまいがちです。重症の例では,行動や動作も止まってしまう場合があります。

http://www.nise.go.jp/portal/elearn/jyoucyo-kanmoku.html
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