宮下奈都『羊と鋼の森』 今日は読書の話題です。宮下奈都の『羊と鋼の森』。 十年ほど前の本屋大賞の受賞作で、題名は知っていた。予備知識なしで読み始め、若いピアノの調律師の物語であることを知った。 主人公は北海道の山と森に囲まれた地域で生まれ育った外村という青年。音楽に縁のない生活を送っていたが、高校時代、ふとしたことから学校のピアノを調律する板鳥と出会い、調律の世界に魅せられていく。 外村は調律師養成の学校に進み、板鳥のいる楽器店で調律師として働き始める。そこで何人かの先輩や、魅力的な演奏をする双子の姉妹らと触れ合う中で、調律師をして成長していく。こういう話だ。 ピアノの調律といえば、我が家にも…