直木賞候補作が発表されたとき、今回はすべての作品を直木賞が決まる7月16日までに読み切りたいと思って、早速本屋さんに足を運んだ。 候補作全6作のうち2作がその書店には並んでいたので、2冊をまとめて購入して抱えて帰ったのが6月15日の話。そこから6日間、普段ならブログ読んだりZINE読んだり、YouTube見たりしている隙間時間の大半を、読書にあてた。 ブレイクショットの軌跡の作者である逢坂冬馬先生は「同志少女よ、敵を撃て」のイメージが強いという人もいるのではないだろうか。わたしも読んだことはないが欲しい本リストに記していたので、そのイメージだった。まさか同志より先にほかの作品を読むとは思ってみ…