まず、万人の能力総量が平等だと仮定します。 この仮定の下では、能力総量の低い人も能力総量の高い人も存在しません。すべての人たちの能力総量が平等だからです。 つまり、この時には、すべての人は他の人と完全に同じ能力を持ち、そこに能力総量の差異はありません。ある人にできることは別の人にも同様に実行できる状態です。 この場合、社会としては、一人ひとりの人の尊厳を守る必要はなくなります。なぜなら、すべての人がまったく同様の機能的実行能力を可能としているために、かけがえのない唯一の生命ではなくなり、代替可能な機能的資源にすぎないことになるからです。 例えば、現実の世界には人々に個性があり、基本的に代替可能…