先日、電車の中で身体を掻きむしるアトピー患者の方をお見かけしました。 まだ若い女性だったのですが、分厚く黒ずんだ首や腕の肌からリンパ液が滲み出ており、薄くなった髪の毛にフケが大量についていました。彼女の生きることに疲れ果てたような表情に、かつての自身の姿と重なり、こちらが泣きそうになりました。 不審者だと思われようと構わない。彼女のそばに寄り、自分のノウハウを全て伝えたい。 そんな気持ちに駆られました。でも、その手段がない。ネットの記事にして、すべてのノウハウを伝えられる状態にしておけばよかった。この後悔によって本記事は作成されました。 二十代半ばまでアトピーの症状に苦しんでいた筆者は、現在、…