果てのない青 お日様の光を受けて、きらきらと楽しそうな表情を見せる海の波。 そよそよと風が肌に触れ、やさしく囁きかけてくる。 ざぶーん。 風が波の音を連れてくる。 そのたびに胸の奥が、潮の香りで満たされていく。 ざぶーん。 波に揺られるたび、身体もゆらゆらと揺れる。 そのリズムに身を委ね、静かに呼吸を合わせる。 ざぶーん。 唇に触れた海の気配は、どこかしょっぱい。 見渡せば、海と空の境目はいつしか溶け合い、 どこまでも、どこまでも続いている。 境界線を探るように、舟は沖へと進んでいく。 JOURNEY 風が力強く背中を押してくれるときには、帆を広げて速く進む。 火が灯る頃には、速度を緩め、橙色…