県警対組織暴力 菅原文太 Amazon ★★★★ 昭和38年(1963年)の倉島市。倉島警察署の部長刑事・久能徳松(菅原文太)は、大原組の若頭・広谷(松方弘樹)と懇意にしていた。久能は広谷に協力して対立する暴力団の計画を潰す。そんなある日、本部から海田警部補(梅宮辰夫)が派遣されてきた。梅田は刑事たちにやくざとの付き合いを断つよう宣告する。 警察官とやくざの癒着をこれでもかと描いていてすごかった。僕が子供の頃、警察は「公営やくざ」とか「合法やくざ」とか呼ばれていたが、その背景には本作のような協力関係があったのだろう。暴対法が成立する前、つまり昭和の時代はこんな感じで警察官とやくざは繋がっていた…