SF小説。私の読書リストを見直すと、三体(22-27)やスカイ・クロラ(25-05)がSFにカテゴライズされていた。もっとSF小説を読んでみたい。とくかく本を読みたい。そんな気持ちになっている。 『マン・カインド』は、故・伊藤計劃の『虐殺器官』へのトリビュート作品集に寄稿した「公正的戦闘規範」の世界を舞台にした長編SF とのこと。若干34歳で早逝した伊藤計劃さんの『虐殺器官』が出版されたのが2007年で、20年近く前の作品が今でも多くの方に影響を与えているのだなと感慨深い。虐殺器官(11-14)の感想文を思い出せなかったが、探してみると、ある!読んだのは2011年で作者が亡くなってから読んでい…