時々、ずっと勘違いしている映画っていうのがあります。 例えばこのブログでも取り上げた「コーマ」(1978)は、長い間「SF映画」だと思ってたんですが、観てみたら「医療サスペンス」だったんです。 さて、今回取り上げるのは時任三郎さん主演の「海燕ジョーの奇跡」(1984)も、そんな勘違いの1本。 当時の予告編やポスターでは、かっこいい男のアクション映画のような印象でした。 タイトルもちょっとカッコいい感じがするじゃないですか。 勝手に正義のハードボイルド系主人公が、ピンチになりながらも悪を追い詰める映画だって思ってたんです。 しかしその後、映画本で「意外に冗長で退屈」という批評を読んで、興味がかな…