融通無碍

「お金は生きているうちに使わないとな。墓場まで持って行けるわけではないから」人生の先輩は、よくそう話していました。 必要な時に、自分のために使わないとどうなるか。当然、残された遺族で分けられます。そこでは、よく喧嘩が起きやすいもの。家族が絶縁状態になるケースも少なくありません。 お金は、生きて自分がまだ管理できるうちに、家族や人のために使ったほうがいい。自分が介護になった時は、自分や家族のためにそのお金を使ってもらいましょう。 今日のカードは、「けち」です。 お金や自分の行動を惜しんで、何もしない人を差す言葉です。人のやったことに対して、難癖をつけることも「ケチをつける」と言いますよね。いずれ…

「素敵なパートナーと出会って幸せになりたい」小さな子供の頃に読んだおとぎ話は、大人になっても夢見ている人が多いものです。幸せは、ある日突然、自分に舞い降りて来るもの。そう信じて「宝くじ」を買い続ける人もいます。 「夢」は、満たされない物を求める気持ちです。気持ちが満たされればそれでいい。欲しくて手に入れたのに、すぐに飽きてしまうのはそのためです。幸せな気持ちになりたくて、夢を見ている。 満たされない気持ちの奥底にあるのは「孤独」だとカードは伝えています。 今日は、「ドリーム（夢）」と「融通無碍」のカードが出ました 「ドリーム」のカードのシンボルは水。「感情・受容」を意味します。生涯の伴侶と出会…

”何となくやる気がでない”ネガティブな感情は急に訪れます。 今まで楽しかったことが、楽しくなくなったり、苦痛になったりもします。そんな自分の顔を鏡で見ると、表情が曇り浮腫んで見え、さらに落ち込む。思うような結果が出なくて、ポツンとひとり取り残されたような感覚。 自分の感情や思考を、少し離れたところから客観的に見たい時は文章にしてみることをお勧めします。「ジャーナリング」という手法です。”書く瞑想”とも呼ばれるジャーナリングは、紙と書くものがあれば誰にでも出来ます。「ただ頭に浮かぶものを書き出す」だけです。自分の字が嫌いな人は、パソコン画面に打ち込んでもいい。 ジャーナリングは、気持ちが落ち着い…

動きと変化の時期 今日のこのカード、ちょっとわかりにくいですが連なる山の道を一人歩いている人が見えます。私は、若い頃からパッチワークが好きでした。カードの下に敷いているキルトのマットも私の手作りです。1人で本を見ながら作っていたので、あまり上手ではありませんが、ひたすら自分のイメージ通りの物が出来上がっていくのが楽しかった。 でも、出来上がる頃には、次に何を作るのか考えていました。ゴールすることは嬉しいですが、本当は作る道のりが楽しかったのです。 OSHIO禅タロット「火の8.TRAVELING（トラベリング）」 火のスート（組）は、「行動」を示すカードです。生きると言うことは、旅に例えられる…