杉田玄白、前野良沢、中川淳庵、桂川甫周らが翻訳したオランダの医学書『ターヘル・アナトミア』の邦題。1774年発刊。 当時オランダ語の辞書はなく、グループ全員のオランダ語の知識もわずかなもので、翻訳にはたいへん苦労したという。 杉田玄白はのちに、翻訳時のエピソードを『蘭学事始』に執筆した。 当時キリスト教は幕府により禁止されていたが、本書表紙に描かれている男女はアダムとイブである。
新装版 解体新書 (講談社学術文庫)
「死体を探せ!」 「死体を探せ!」布施英利 最近読んだ本からもう1冊。 美術と医学、両方の視点を持つ著者ならではの評論。 以前、たしか「24人のビリー・ミリガン」に書いてあったセリフが気に入り、レオナルド・ダ・ヴィンチを引き合いに出して、Facebookに書いたことがあるが、美術と医学は近しい関係のようだ。 この本「死体を探せ!」にはもちろん、ダ・ヴィンチのことも出てくる。 著者によると、ダ・ヴィンチ以前のヨーロッパでは「ダンス・マカブル」と呼ばれる、踊る骸骨の絵が描かれた。 解剖図に描かれる骸骨も、生きているかのように、ポーズを取っている。 (ダンス・マカブルと言うと、荒木飛呂彦の「ゴージャ…
今日はとらたぬを分析してみました。 【性格】 穏やかで人に優しい(?)。 根性なし。 【容姿】 オードリーヘップバーンと思っていただけたら間違いない(?)。
中津藩医の前野良沢(48)と小浜藩医の杉田玄白(38)が、腑分けの見学の際出会ったときに、両者ともに「ターヘル・アナトミア」を偶然持っていたことから、その翻訳事業が始まる。当初は小浜藩医の中川淳庵(32)を加えた3人に、奥医師(幕府医官)の桂川甫周が加わり4人が中心となる。後に何人かが加わり、平賀源内の紹介で、秋田藩士で画家の小田野直武が図版を担当している。翻訳に3年半かかり、神経という言葉を約するのに1か月かかったともいわれる。 玄白にいわせれば、良沢は奇人であり、そのような人格は義父の影響が強いといわれる。良沢の義父は、良沢に「人というものは、世の中からすたれてしまうと思われそうな芸能は習…
ども。coltです。 いつも読んでいただきありがとうございます😊 本日のお題 イベント『コードビブリア2』開催!!闇属性獣神化【解体新書】のキャラ考察をしてみる。 2023年3月2日付モンストニュースにて発表がありましたが… www.youtube.com 2023年3月2日(木)より新イベントが開催されていますね。 新たにスタートしているイベントとは... 【コードビブリア2】 となっています。 今回は男子キャラ多めのガチャイベントとなっています。 相変わらずイラストはかなり良いですね。 そして中身の方は… とここからはいつものように考察していきましょう。 今回はこの新イベント【コードビブリ…
mumumu・・・ 昨日の鳥越神社の画像に続いて、こんな画像も見つかった。ちょっと怖い場所だな。「小塚原の首切地蔵」・・・つまり小塚原刑場跡である。鈴ヶ森刑場と並ぶ、江戸時代の刑場は、前者が日光街道沿いに、後者が東海道沿いに位置していた。見せしめの場だからねぇ・・・見せしめという脅し効果である。 あともう一つの刑場は八王子の大和田刑場だというが、ワガハイはこの大和田刑場の場所は確認しに行ったことがない。そもそも河原だったらしく、跡形もない、石碑の一つもない、という情報があるが、本当なんだろうか?まあ刑場跡なんていうのはマイナスイメージだから、あからさまにしたくないというコトはあるだろう。 場所…
みちのくの小京都 久々に金曜日の出張だったので、そのまま現地に泊まって、翌日に秋田県の「角館」を観光してきました。 「角館」は、歴史ある武家屋敷の町並みが残り、「みちのくの小京都」と呼ばれているそうです。 江戸時代に角館のお殿様が、京都の公家の家から正室を迎えたので、多くの京文化が移入されたそうな。 この「小京都」と呼ばれる地域ですが、小京都と呼ばれる地域と京都市が参加する「全国京都会議」なる団体があり、以下のHPによると40地域もあるようです。 さすが歴史が長い京都、全国にブランドを広げていますね。 県内の岩出山と村田ぐらいしかまだ行ったことないな~ 武家屋敷の町並み 角館駅を出てから、中心…
以前にぷあたんJapanさんというサッカー分析動画/ユーチューバーの方の名物企画「解体新書」シリーズについて少し触れました。解体新書 - フランチャイズオーガナイザーのブログぷあたんJapan - YouTubeそして先日(と言っても投稿日から換算すると1カ月前くらいになってしまいますが)この解体新書シリーズの最新版がリリースされました。サッカーファンなら誰もが御存知のモウリーニョ監督の解体新書です。 www.youtube.com モウリーニョ監督について、概要欄には以下のように紹介されています。自らを特別な存在「Special One」と称し、恐るべき手腕を発揮してきた名監督ジョゼ・モウリ…
昨日でようやくFC事業部全員に対する下期評価フィードバックを終えました。下期評価 - フランチャイズオーガナイザーのブログ毎半期、1人あたり1時間30分~2時間の時間を使い、フィードバックを実施しています。 自分が率いる組織では、毎半期評価を伝える際に必須でこのフィードバックも実施し続けてきましたが、続けてきて思うのは、メンバーを成長させたいのであれば、このフィードバックの場は不可欠ということです。シンプルに「昇給おめでとう」「今回は残念だけど降格」とかあっさりコミュニケーションだけで終えてしまっては、組織のメンバーは、どんな動きや考えやマインドを求められていて、何が求められていないのかが分か…
日本の医学の発展に大きく貢献した「解体新書」、 そのきっかけとなった場所に行ってきました。 東京都荒川区の南千住駅から歩いて3分程度の回向院(えこういん)。 江戸時代、回向院のあたりは小塚原刑場という処刑場で、1667年(寛文7年)に牢獄で亡くなった人や刑死者等を供養するために、回向院が建てられました。 ここで江戸時代に日本の解剖学・医学の発展に大きく貢献した「解体新書」を作ることが決意されました。 (翻訳決意) 1771年(明和8年)3月、杉田玄白、前野良沢、中川淳庵等が、罪人の解剖に立ち会いました。 この時、杉田と前野はオランダ語の解剖書、「ターヘル・アナトミア」を持っていて、彼らは解剖さ…
「解体新書」などを所蔵する武田薬品工業グループの図書資料館、(公益)武田科学振興財団「杏雨書屋」。 2013年9月に淀川区の大阪工場から道修町に移転していましたが、2014年4月に一般公開が始まったばかりの5月にまちライブラリー@大阪府大の帰り、残念ながらこの日はお休み、今後は所蔵する沢山の国宝や重要文化財を素材に特別展や企画展などが組まれているようです。 ランキング参加中神社仏閣・古墳・歴史的建造物めぐり ランキング参加中ミュージアム