文字通り、何らかの事象を記念して撮影する写真。
人間を被写体とすることが多く、何か特別な時とところにおいて生み出されることが多い。すなわち、入学式、卒業式、結婚式、成人式などの式典の際、生誕周年や七五三などの年中行事の際、遊興の地で、旅先で、...
一般にはこうした非日常性を帯びたものを指すことが多いが、場合によっては―多くはその写真の被写体となる/なった人物という主体の考えによって―さしたる変哲のない写真が記念写真と見做されることもある。
通常は撮影の時点で定義されるものであるが、何らかの主体―多くはその写真の保持者―の考えによって、のちに至って定義されることもあり、のちに至って定義が撤回されることもある。