『はじめての大乗仏教』竹村牧男 講談社現代新書 はじめての大乗仏教 (講談社現代新書) 作者:竹村牧男 講談社 Amazon この本に「はじめての」というタイトルにするか…!!!!という重厚さ。隙がない。 いろいろ聞きかじった人間が改めて、ちゃんとやれよと言われているかのような内容。 これ幅広い範囲を遺漏なく伝えていただくことのすごさ。 大乗仏教が日本に来る歴史、迷い、唯識、演技、生死輪廻、成仏、発菩提心、修行、自力と他力。 もう一つ、いろいろ学んだ来られた竹村先生自身の仏教の受け止め、仏教という宗教の中にいる人間として著述されているところが各項目のイントロダクションのところで感じられる。これ…