2026年3月31日 | 読了時間:約7分 「お父さんはお仕事に行かなくちゃ」——その言葉が、すべての始まりだった。 2024年元日、石川県警の警察官・大間圭介さんは職務として玄関を出た直後に、裏山の土砂崩れで妻と3人の子どもを一度に失った。それから2年2カ月間、制服を着て職場に通い続けた大間さんが、2026年3月31日に石川県警を退職した。 悲しみに押しつぶされたわけではない。退職の裏には、ギターの弾き語り、息子の卒業証書、そして家族へ誓った言葉が重なっていた。 この記事でわかること 「悲しみで辞めた」は誤解——退職は前向きな決断だった 退職を決意させた2つの出来事 「お父さんはお仕事に行か…