amazon:赤川次郎 小説家。
1948年2月29日生まれ、福岡県出身。父親の転勤に伴い小学校で東京に転校。桐朋学園中学・高校を経て、サラリーマン生活の後、1976年『幽霊列車』で第15回オール讀物推理新人賞を受賞し、作家デビューとなる。
『三毛猫ホームズシリーズ』『三姉妹シリーズ』は特に有名。 他にも多くのシリーズを抱える。 これまでに400冊を超える本を出版している非常に多作な作家である。
原稿執筆にはワープロは使わず、もっぱら細字サインペンだそうだ。
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【PR】 楽天はこちらから https://a.r10.to/h5EwL2 Amazonはこちらから https://amzn.to/3Y7ysg9 三毛猫ホームズシリーズの短編が4話。 片山兄弟や部下の石津との関係を掴むためにも、 最初の作品及び初期のものは読んでおいた方がよい。 サクサク読める。 起承転結がはっきりしているのも心地よい。 だが、4話目だけ分かりにくい描写が多く困惑した。 どうやら他の作品のオマージュのようだが、 内容が撮っ散らかってしまった印象を受けて残念。
a.r10.to Amazonはこちらから ↓ ↓ https://amzn.to/41ucogG 【PR】 サラッと読める短編が5つ。 特に最初の「暗闇」が、 意外性のある流れで面白い。 でも、ひとつ気になることがあって。 父親が連続殺人事件の犯人になって警察に追われる話があるのだが、 その容疑が本当なのか冤罪なのか、 結局触れられないまま終わってしまう。 敢えてそのことに触れずに、 読者に想像させようとしているのか、 ただ単に伏線の回収を忘れているのか。 (これは考えにくいが) 赤川次郎氏の作品にまだそれほど接していないので詳しくはわからないが、 三毛猫ホームズの最初の作品を読んだ限りでは…
a.r10.to 【PR】 三毛猫ホームズも赤川次郎氏も読むのは初めて。 赤川次郎氏の印象は「テレビでたくさんドラマ化されている小説家」 率直な感想は、純粋に面白かった! 猫がトリックのヒントを指し示すことに賛否がありそうだけど、 それも物語の味付けのひとつと思えば。 いくつも張られた伏線を、 終盤でひとつひとつ丁寧に回収していくのだけど、 全く予想がつかなかった展開があって、 「やられた!」と著者に一本取られた。 読後感はとても良かった。 もっと早く読んでおけばよかった・・・。 赤川次郎作品、三毛猫ホームズ作品、これから読んで行こうと思う。
若草色のポシェット~杉原爽香 十五歳の秋~ 杉原爽香シリーズ (光文社文庫) 作者:赤川 次郎 光文社 Amazon ここのところウダウダしたことも書いてしまいましたが、2024年が自分にとって良い1年ではなかったというのは残念ながらその通りです。 でも、自分はこの年を無駄にするつもりはありませんし、2025年は自分にとっての転換期と位置付けられるように前向きに行動したいと考えています。 そんななか、自分がこの2024年をどう締めるのか考えたときに「原点回帰」という言葉が浮かびました。 自分にとっての原点は前回の記事に書いた通りドラマ版『金田一少年の事件簿』になりますが、<ミステリー>というこ…
※PR 原作:赤川次郎 監督:前田弘二 主演:橋本環奈 長谷川博己・安藤政信・大野拓朗・宇野祥平・武田鉄矢 あらすじ かつて弱小ヤクザ・目高組の組長をつとめ、伯父を殺した敵を機関銃で襲撃する事件を起こした18歳の少女・星泉。目高組が解散してからは、商店街の「メダカカフェ」を切り盛りしながら普通の女子高生として平穏な毎日を過ごしていた。ところがある日、モデル詐欺に巻き込まれた友人の相談を受けたことから、彼女の周囲に再び不穏な空気が漂いはじめる。 ▼視聴はこちら DMMTV▼ セーラー服と機関銃 ‐卒業‐ ▼薬師丸ひろ子 Vr.はこちら▼ hb.afl.rakuten.co.jp ▼原作はこちら▼…
三毛猫ホームズ「三毛猫ホームズの夜ふかし他」 (世界名探偵 10)作者:赤川 次郎岩崎書店Amazon いくら速読の練習をしても全然マスターできないので、仕方ないので児童書で速読の練習をすることにしました。 ということでその第一冊目。 「三毛猫ホームズの夜ふかし」 「三毛猫ホームズの通勤地獄」 が収録されています。 猫のホームズと飼い主の兄弟の描写はユーモア調なのですが、やはりミステリーなので殺人事件が起こり、その背景には複雑な人間関係があります。 三毛猫ホームズシリーズは対象年齢をどれくらいに設定して描かれたのか分かりませんが、ともかく本書は児童書なので小学生が対象なんでしょう。その小学生に…
怪奇博物館 (角川ホラー文庫)作者:赤川 次郎KADOKAWAAmazon■赤川次郎はときどき純粋な怪奇小説を書いていて、実はいくつか傑作があります。本書は半分が怪奇ミステリーで、半分が純粋怪奇小説です。怪奇ミステリーの方は正直噴飯ものだったりしますが、怪奇小説は意外と良いのがあります。■「吸血鬼の静かな眠り」は傑作です。赤川次郎の秀作は、家族同士で殺し合ったり、憎みあったりするものが少なくないのですが、本作のその系譜です。古典的な吸血鬼像も踏襲しながらけっこうモダンホラー風味になっているところが読みどころ。というか、時代的にはモダンホラーの時代ですね。吸血鬼じたいは正面から描かれず、間接描写…
今日も暑い。 アイスの実、白いカフェオレをおともに。 出会いの場:天狼院書店さん 📖 毒 POISON / 赤川次郎 さん (集英社文庫) 現代の物語の流れと違い、展開があまりに早いためほぼ一気読み。 第一章~四章ある。 ことの発端は松井先生がアフリカから持って帰ってきた毒薬。 皆がこの毒薬を求め、手にしたときには… 中でも第ニ章は衝撃的。 「刑事が容疑者を…とき」 想いがあまりにも強すぎると理性が働かなくなるとはこれだな、と胸が痛いほど感じた。 人間の妬み、嫉みが人生を狂わせる。 色々な意味で驚かされたが、締めはもやッとした気持ちが残る終わり方だった。 📖 毒 POISON (集英社文庫(日…
赤川次郎作の今年出版された小説。 Amazon.co.jp: 暗殺 : 赤川 次郎: 本 ----------------------- 殺人犯はここにいる! 声なき目撃者と刑事が暴く、邪悪な政治家の罪と罰。大学受験の朝、駅で射殺事件を目撃しながら通報を怠った麻紀。やがて親友の恋人として再び姿を現した犯人は職業的殺人者だった——。一方、事件を追う刑事のことみは現役大臣の秘書と交際するうち、大臣の特殊な性癖と周囲の不審な事件を知り、密かに調べを進める。殺人の構図と人間の暗部が読者を打ちのめす傑作長篇。 ----------------------- 久々に著者の作品を読んだが、開いた瞬間に上下二…
今回は赤川次郎さんの『殺人よ、こんにちは』を紹介します。 とてつもなく物騒なタイトルですが、中村佑介さんのイラストでポップな雰囲気の表紙で、読みたくなりまして。 ずいぶん昔の作品で、これまたずいぶん昔にドラマ化、コミック化もされたそうです。 目次 あらすじ 感想 最後に あらすじ パパが死んだ。 13歳の主人公は、夏休み中に過ごす別荘で母から再婚相手を紹介されるが、その男が自分の父親になることが嫌だった。 その瞬間、彼女に殺意が芽生える。 同時に夏休みのバカンス中に出くわす物騒な事件に、周囲の人間が関係している可能性も出てくる。 事件の全貌、そして結末が衝撃的なサスペンスミステリー。 感想 1…