なぜハチミツは腐らないのか?自然が生んだ奇跡の保存食 ハチミツは、何年経っても腐らないことで知られています。実際、古代エジプトのツタンカーメン王の墓から発見されたハチミツは、なんと食べられる状態だったと言われています。 水分が少なすぎて菌が生きられない ハチミツが腐らない理由の一つが、水分活性(aw)が非常に低いことです。水分活性とは、食品中の「微生物が利用できる水分の割合」のことで、通常0.6以下だと多くの菌が活動できません。ハチミツの水分活性は約0.5〜0.6と非常に低いため、雑菌やカビが繁殖できない環境になっているのです。 さらにすごい!酵素が抗菌物質を作っていた でも、それだけではあり…