今年(‘24)の大河ドラマ「光る君へ」で初めて知ったことは、藤原道長という人の権力の成立条件だった。 道長は藤原北家の三男坊(正妻の内では!)で、彼は生まれながらの後継ぎ第一候補ではなかったことと、結婚はいわゆる逆玉(の輿)で財力他モロモロのバックアップを得たのも権力の掌握につながった ということだ! 日本史や古典の授業で知る限り、そういうことは語られないので、「道長は、ただただ強かった人」という漠とした印象しかなかった。アレキサンダー大王とかナポレオンみたいな!「光る君へ」では、脚本家の大石さんが恋愛ものが特にお得意とあって、道長と紫式部との触れ合いを織り込んでいったオリジナル要素も含め道長…