関節リウマチは早期の診断と早期治療介入により、関節予後が大幅に改善しました。 ACR/EULARは2010年に下記の分類基準を発表しましたが、分類基準ではあるものの、日常診療において早期関節リウマチの診断において、強力な助太刀となりました。 《ACR/EULAR 2010年 RA分類基準》 ※6点以上を関節リウマチと分類する *:MCP, PIP, MTP2-5, 第1IP, 手首を含む **:肩, 肘, 股関節, 膝, 足首を含む ***:手指・足趾のDIP, 第1CMC, 第1MTPは除外 ****:顎関節, 胸鎖関節, 肩鎖関節を含む 低値の陽性:正常上限以上だが、正常上限の3倍以下 高…