朝、目が覚めると、外は昨日の雨の跡が残っていて、少し湿気ていた。昨日の夜に食べた、あの美味しいシュークリームの優しい甘さをふんわりと思い出しながら、いつも通り車に乗り込む。予報通りではあるけれど、朝のすこし暗くてどんよりした中での運転は、どうしても気持ちが少し重たくなってしまう。それでも、フロントガラスを叩くパラつく雨の音をじっと聞いていると、不思議と頭の中のいろいろなモヤモヤを一緒に洗い流してくれるような、すっきりとした気分にもなれた。日中には雨も上がり、空はすっかり曇り空に。仕事を終え、夜になって車を発進させると、屋根の上にのっていた朝の雨水が、フロントガラスにサラサラと滑り込んできた。ワ…