生配信中に刺されるなんて、 事実は小説より奇なり ですが、この小説は奇とまではいえず、 もはや普通に起こり得ることなのかも。 俺ではない炎上 ある日突然、「女子大生殺害犯」として 実名を写真付きでネットにさらされた男が、 逃げながら真犯人を追う、 ドラマの「逃亡者」みたいなミステリです。 いまの時代、私設警察みたいな連中が 鵜の目鷹の目で逃亡犯を探して リンチを加えたりするので、警察だけでなく、 一般人にも用心しながら逃げていくところが、 新しいと思いました。 という内容的なことより、 知らない言葉や言葉遣いが気になった本でした。 こういうのって常識なのかどうか。 【零】 松本零士の零。 ゼロ…