先日買った本早速読みました! さすがの池井戸節とでも言いますか、読みやすかったし、面白かったです。 箱根駅伝ものと言うと、やはり三浦しをんさんの傑作「風が強く吹いてる」と比較してしまいがちですが、(あの小説は大好きで4回以上繰り返し読んでます)学生連合やテレビ中継というまた別の視点を織り交ぜながら、信念の物語としてぐいぐい読ませる力量。 「ノーサイドゲーム」のような面白さにプラスして、「箱根」「駅伝」ならではのグッとくる展開満載で、改めて今の小説は「エンターテイメント」の要素が強いなあと感じました。 新刊で一冊約2,000円、映画一本見るのと、大差のない金額で、同等かそれ以上のハラハラドキドキ…