日本のハーブ 現在では、日本だけに残っている貴重な日本固有の常緑針葉樹です。 庭園や寺社の境内に普通に植栽され、 宗教儀礼として その小枝が仏前に供えられるなど、 日本の文化的・宗教的な面からも 重要な樹木です。 世界的に優れた造園木として賞賛され、 本多静六 (ほんだせいろく) は ヒマラヤスギ、ナンヨウスギと並んで 「世界の三大庭園樹」と名付けています。 樹脂が多く、水に強いのが特徴で、 古墳時代はよく棺が作られました。 建築、器具等が知られていますが、 水湿に強いことを利用して 風呂桶、流し板などもあります。 樹皮は「マキハダ」と呼ばれて、 船、桶などの隙間に 充填材として使われています…