Digital Audio Workstation の略。 ProTools , Nuendo , Logic , CUBASE 等が有名。 PC上のDAWソフトウエアが既存のMTR(Multi-Track Recorder)と異なる点は、オーディオとMIDIの録音を統合的に行えること。
近い将来、やってくるであろう状況のために、昨年の10月辺りから準備を始めていたのだが、その準備とはデスクトップ環境に限っての事。その後、今年になってから某所を解放された自分は、早速、2/18に抜本的な環境整備を開始することにした。自宅の中にあった、某所と関わるありとあらゆる物を、残像も含て返却して去ってきたので、家の中は結構片付いていたのも手伝った。 そのころの自宅は写真のような状況で、ここに引っ越してから全く手つかずの状態。こんな環境でも、必要があれば楽譜を書いたりはしていたのだが、それ以外に抱えているものに押しつぶされそうになりながら生きてきた様子が手に取るようにわかるわけもない。これは、…
Universal Audioから、ビンテージA-Typeハードウェアを再現したマルチバンドダイナミックプロセッサー・プラグインA-Type Multiband Dynamic Enhancer(28,050円)がリリースされた。ネイティブ版(UADxプラグイン)もリリースされ、UAハードウェアを使わずにMac/Windows(VST/AU/AAX)で動作する。 A-Type Multiband Dynamic Enhancerは、Excite、Expand、Air、Crush、Gatedの5モードを搭載。オリジナルの回路やカーブ、カートリッジ特性まで詳細にモデリングされている。 数々のミュー…
ESIから、軽量で薄型でありながら25鍵ポリフォニックアフタータッチ対応キーボード、MIDIインターフェース、オーディオインターフェース、内蔵シンセサイザーの4機能を搭載したオールインワン製品、Xsynth(オープンプライス:市場予想価格49,500円前後)がリリースされた。Bitwig Studio 8-Track / Steinberg WaveLab Cast / Steinberg Cubasis LEと、エディターソフトウェアXsynth Editorが付属する。 外形寸法は27(H)×148(W)×387(D)mm、重量は634gとコンパクトな設計 Xsynthは、4つのエンコーダ…
リズムに特徴のある名曲をピックアップし、そのリズム構造をDAWベースで分析/考察する連載「グルーヴ・アカデミー」。横川理彦が膨大な知識と定量的な分析手法に基づいて、説得力あふれる解説を展開。連動音源も含め、曲作りに携わるすべての人のヒントになることを願います。第11回は、2021年にドラマーのチャーリー・ワッツが惜しくも亡くなってしまいましたが、昨年には北米ツアーも実施したザ・ローリング・ストーンズ。数々の名曲群から、1969年にリリースされた「ホンキー・トンク・ウィメン」を分析します。 テキスト:横川理彦 『ホンキー・トンク・ウィメン』 ザ・ローリング・ストーンズ 『ベガーズ・バンケット』か…
サンレコ読者の皆様、初めまして! バンダイナムコスタジオから来ました、作曲家のShogo Nomuraです。Apple Arcadeにて配信開始されたゲーム『塊魂 Rolling LIVE』の楽曲制作、そしてその作業で欠かすことのできなかったBITWIG Bitwig Studioの活用法について、制作事例を交えつつ全4回で紹介していきます。 解説:Shogo Nomura|第1回 適したショートカット設定でステップ入力をスムーズに Bitwig Studioはプラグインとオーディオ・エンジンが切り離されて動作する構造で、プラグインが落ちたとしてもBitwig Studio自体はクラッシュしな…
第2回です! 令和の時代に平成デジタルJポップなどを制作し活動しているユニット、ハレトキドキのコンポーザーのユウフジシマです。今回は、私が愛用するDAWの最新版PreSonus Studio One Pro 7から加わった機能&ツールを見ていきます。S1は頻繁にマイナー・アップデートがあり、同一のバージョンのユーザーであればすべて無償で享受できるのもうれしい限りです! 解説:ユウフジシマ|第2回 Spliceの統合とオーディオを4つのステムに分割する機能 Studio One(以下S1)にサンプル・ライブラリーのサブスクリプション・サービス、Spliceが統合されました。使用するにはSplic…
これまで三浦大知君や安室奈美恵さんなどに曲を提供し、今年プロ・キャリア25周年を迎えるNao'ymtです。私もアーティストとして定期的に曲をリリースしており、本連載ではプロデューサー兼アーティストとしてAvid Pro Toolsをどう制作に取り入れているかお話ししています。最終回となる今月は、大知君に歌っていただいた「Horizon Dreamer」がどのように作られているのかを紹介します。 解説:Nao'ymt|第4回 ベースは帯域ごとに個別で音作り ギター系は合計22本の編成 まずはビートを見ていきます。キックは主に3種類重ねています。1つはアグレッシブでパンチのあるメインのキック。そこ…
ヒップホップ・ユニットFNCYの一員であり、シンガー・ソングライター/ビート・メイカーのG.RINAです。EQのことばかり話していたらもう最後の回になってしまいました。なんだか寂しいです! 今回はちょっと違う角度で、トラックの完成度を上げるTipsを紹介したいと思います。 解説:G.RINA|第3回 完成形に近いデモを作るための場面転換での工夫 メロディ、リリック、トラックの屋台骨ができてきたとき、デモの段階でもいまひとつ何かが足りないというときがあります。提供のための時間が限られたデモ作りで、なるべく完成に近い音を渡したい、あるいはビギナーから少しこなれたトラックを作れるようになりたい、そん…
こんにちは。作編曲家、ギタリストの佐々木望です。歌モノ中心に楽曲制作をしたり、ギタリストとしていろんなアーティストの方のバックでギターを弾かせていただいたりしています。今月から2回に分けて、MOTU Digital Performer(以下DP)を使ったストリングス&ホーン・アレンジのTipsを紹介します。 解説:佐々木望(Soulife)|第3回 ストリングスのアレンジはなるべくシンプルな音源でスタート 僕が歌モノの楽曲でのストリングスやホーン&ブラスをアレンジする際の流れをお話しします。大前提として、クラシックとは違い、歌モノは“楽器は歌を引き立てるもの”というのが非常に大事です。ロックや…
前回は曲を作りはじめる前段階でsteinberg Cubaseをインストールしてすぐ行う設定について解説しました。今回は、制作をストレスなく行うためのワークフロー構築について、引き続き紹介していきたいと思います。 解説:裏谷玲央|第2回 使う頻度が高いものを選び必要最低限のショートカットを設定 まずは、打ち込みをするときにお勧めのショートカット設定をご紹介します。 ショートカットを作るときに大事なポイントは“必要最低限にとどめること”です。いきなりたくさんのショートカットを作るとかえって混乱の原因になります。そして、設定にあたって重要なのは、自分が頻繁に使用する機能のみに焦点を当てることです。…