これまでの私の人生は、まさに苦難の連続でした。心身ともにボロボロになり、社会との繋がりも希薄になり、家から一歩も出ないような日々が続いていた時期があります。そんな中で、ふと心に響いた言葉があります。それは、ある方がおっしゃっていた「人間は生きているだけで価値があるんだ」という言葉でした。 この言葉は、どん底にいた当時の私にとって、どれほどの救いになったか計り知れません。社会から取り残されたような孤独感の中で、ただ存在していること自体に意味があると教えてくれたこの言葉は、私の心を深く温めてくれました。 制度との出会い、そして感謝の気持ち 心身ともに限界を迎え、私は生活保護制度を利用することになり…