実家には、一部屋にひとつ以上、カレンダーが掛かっている。2つ掛かっていて、更に卓上が置いてある部屋もある。昔からそうだったのかどうかは覚えていないが、普通の二階家ではあるが、階段やトイレ、洗面にも掛けるので、それなりの数が必要となる。年を取った両親が、今日が何月何日の何曜日かを確認するために、自然に数が増えて行ったのかもしれない。ふたりとも勤めていたときは、会社などで入手していたようだが、引退してからはなかなか集まらないので、私たちが心がけて収集しており、それが今、佳境に入っている。 その中で、定番のものがいくつかあり、一つ目は、沿線の東急電鉄のカレンダー。父が関連会社に勤務していたので以前は…