検討問題:可視界と不可視界:位階的スペクトルと高度超越情報

検討問題:可視界と不可視界:位階的スペクトルと高度超越情報


テーマ:検討問題:思考実験・(作業)仮説・備忘録


(注意:画像は以下のブログ記事を見られたい。)
http://ameblo.jp/renshi/entry-10549024731.html


ガウス平面を考えよう。
 うまく作図できないので、以下の直交座標系を利用したい。即ち、y軸を虚軸と、x軸を実軸とする。そして、x軸の10を1、-10を-1となり、y軸の 10は+i、-10は-iとなる。
 虚軸(y軸)に、イデア(超越情報)があり、それが、Media Pointで振動し、それが、実軸(x軸)へとベクトル的に伸張する。そして、+1の物質へと帰結する(エンテレケイア)。イデア(超越情報)をデュナミスとし、Media Pointの振動をエネルゲイアとする。
 現象界は当然、実軸に形成される。つまり、物質界は+1となる。しかしながら、エネルギー本体はMedia Pointに存する。
 問題は光である。それは、電磁波であり、波動であり、粒子(光子)である。それは、また、質量がない。
 質量がないというのがポイントである。だから、物質ではないのであり、やはり、Media Pointのエネルギーと考えるのが適切である。
 現象とは、この光と物質界の結合である。しかし、光と物質は一致しないのである。不連続なのである。
 つまり、われわれが、通常感覚知覚する現象界・可視界は不連続であるのだが、それを連続的に知覚認識しているのである。(仏教やフッサール現象学はこれを解体し、解明したという大偉業を成し遂げた。)
 言い換えると、Media Pointを同一性(+1)=物質と同一視するという錯誤を犯しているのである。
 私がここで問題にしたいのは、Media Pointであり、また、虚軸世界(虚界)のことである。前者には、超越的双極子(超越エネルギーがあり、後者には、超越的情報(イデアないしはデュナミス)があると作業仮説する。
 光もここに生起するのである。問題は、光の場合は当然、可視光であるが、光以外の超越エネルギー(超越双極子:簡略化して、超極子)が生起すると考えられ、それは、不可視のエネルギーであると考えられるのであり、その不可視エネルギーはどういう意味をもつのかということである。
 言い換えると、虚界と接するMedia Pointにおいて、可視光が生起すると同時に、それ以外の不可視エネルギーが生起するのであり、それは、いかなる意味をもつのかという問題である。
 可視光は視覚知覚され、現象界を形成するので、明快である。しかしながら、不可視エネルギー、あるいは、矛盾した言い方だが、不可視光が生起されるのであるが、それが、通常、一般には認識されていないと考えられる。
 ここでわかりやすく言えば、紫外線や赤外線は感覚できないのである。しかし、それ以外の超越的エネルギー、電磁波が当然あるのである。
 そして、これも作業仮説であるが、虚界には、位階的スペクトルを成す超越情報(イデア)があると考えたい。
 つまり、単に、電磁波の情報が虚界にあるのではなく、位階的な電磁波が存すると思われるのである。
 例えば、叡知体の電磁波情報があるように考えられるし、また、生命を形成するエーテル体(「気」)も存すると考えられるし、また、情感を形成するアストラル体も存するように思われるのである。
 以前、ガウス平面に直交するZ軸を考えて、それを超越情報軸と想定したが、そのように考えるべきか、それとも、虚軸に位階スペクトルを見るべきなのかという問題があるが、今の時点では、後者の考えをとる。もっとも、両者は、統一できるかもしれない。つまり、高度超越情報が、虚界へとMedia Pointに伝わり、それで、超越エネルギーが高度超越情報で変調されるという風に考えられなくないからである。つまり、超越エネルギーを搬送波、高度超越情報を信号波として、両者の共振を被変調波と考えるのである。
 とまれ、Media Pointには、位階的スペクトルがあると考えるのであり、それは、不連続的である。喩えて言えば、竹を考えて、その節を不連続性の境界と見るのである。
 このように質的差異を考えると、量的な連続的電磁波的発想を回避できる。例えば、宗教的発想で、通常の電磁波よりも微細な周波数の電磁波を考えて、それを、霊とするような考えである。これでは、電磁波、即、霊となってしまうのである。
 以上のように作業仮説してみると、Media Pointには、明らかに、不可視の諸エネルギーが鬱勃と蠢動奔出しているのであり、通常、一般には、それを無視し、排除していると考えられる。所謂、無意識とは、これを指すと考えると、的確、正確になるだろう。
 そして、不可視の諸エネルギーには、神霊エネルギー、天使・精霊エネルギー、霊魂エネルギー等の高位エネルギーがあり、また、より低位に情感エネルギーや気エネルギー(エーテル体)等、また、悪意的エネルギー(悪魔・悪霊エネルギー)等があるのではないだろうか。
 また、高度超越情報とは、物質界ないしは現象界から見ると、無時間世界にあり、それは、過去・現在・未来の情報であり、それが虚界に記録されているのではないだろうか(参考:アカシック・レコード阿頼耶識)。
 虚界、Media Pointは、虚時間、あるいは、超越エネルギー振動の時間が支配し、それが展開して、現象界を常時生成消滅させているのではないだろうか。
 時空四次元宇宙とは、超越五次元トランス・コスモスの断面のようなものではないだろうか。現世界では、虚界の位階的スペクトル(ヒエラルキー的スペクトル)の超越的彫刻(天記)が不可視なのである。
 ダーク・エネルギーは正しくはこれを指しているのではないだろうか。また、D. H. ロレンスのダーク・ゴッドdark Godもこれを指しているように思えるのである。


参考・参照


直交座標系による平面上の点の座標と四つの象限
             
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9B%B4%E4%BA%A4%E5%BA%A7%E6%A8%99%E7%B3%BB


複素平面

  xy 平面において, x 軸に実数, y 軸に虚数を対応させて、複素数を表したものを複素平面という。または,複素数平面,ガウス平面ともいう。



 複素数 z=a+ⅈb を複素平面上に表したものが、右の図である。


 複素数z の絶対値の定義:

z = a+ⅈb = a 2 + b 2 =r


すなわち、複素平面状の原点Oから z までの距離 r となる。


 また, x軸と原点Oと点 z の結ぶ直線O z のなす角をθ とする。このθ をzの偏角といい,arg z で表す。


argz=θ= tan −1 b a


z を r とθ を用いても表すことができる。


z=r( cosθ+ⅈsinθ ) ( ∵a=rcosθ,b=rsinθ )


この表現方法をz の極形式という。

http://w3e.kanazawa-it.ac.jp/math/category/fukusosuu/henkan.cgi?target=/math/category/fukusosuu/fukusoheimen.html

KIT数学ナビゲーション



FM変調の原理 上:搬送波,中:信号波,下:被変調波
 
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%91%A8%E6%B3%A2%E6%95%B0%E5%A4%89%E8%AA%BF  
 


ファイル:Bamboo forest.jpg

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AB%B9


ダークエネルギー
出典: フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』

ダークエネルギー (dark energy) とは宇宙に存在するエネルギーの半分以上を占めるとされるが正体が明らかでないエネルギーである。「真空 のエネルギー」等がそうとされる。
概要 [編集 ]

ダークエネルギーとは、宇宙 全体に広がって負の圧力を持ち、実質的に「反発する重力」としての効果を及ぼしている仮想的なエネルギー である。宇宙論 研究者のマイケル・ターナーが最初に作った言葉であるとされる。現在観測されている宇宙の加速膨張や、宇宙の大半の質量 が正体不明であるという観測事実を説明するために、宇宙論の標準的な理論(ロバートソン-ウォーカー計量 )にダークエネルギーを加えるのが現在最もポピュラーな手法である。この新しい宇宙論の標準モデルをΛ- CDMモデル と呼ぶ。現在提案されている2つのダークエネルギーの形態としては、宇宙定数 とクインテセンス (quintessence) がある。前者は静的であり後者は動的である。この二つを区別するためには、宇宙膨張を高い精度で測定し、膨張速度が時間とともにどのように変化しているかを調べる必要がある。このような高精度の観測を行うことは観測的宇宙論の主要な研究課題の一つである。
ダークエネルギーの提唱 [編集 ]

宇宙定数 はアルベルト・アインシュタイン によって、静的な宇宙を表すような場の方程式 の定常解を得るための方法として最初に提案された(つまり、実質的にダークエネルギーを重力 と釣り合わせるために用いた)。しかし後に、アインシュタインの静的宇宙は、局所的な非一様性が存在すると最後には宇宙スケールで膨張または収縮が暴走的に起こるため、実際には不安定であることが明らかになった。また、より重要な点として、エドウィン・ハッブル の観測によって、宇宙は膨張しており、静的ではありえないことが明らかになった。この発見の後、宇宙定数は歴史上の奇妙な存在としてほぼ無視されることとなった。

1980年代 には佐藤勝彦 やアラン・グース が、ごく初期の宇宙で宇宙定数が宇宙のインフレーション を起こした可能性を提案した。しかしインフレーションモデルが広く受け入れられた後でも、宇宙定数はごく初期の宇宙においてのみ重要であり、現在の宇宙とは無関係であると信じられていた。しかし、1990年代の終わりに人工衛星 と望遠鏡 の黄金時代を迎えると、遠方の超新星宇宙背景放射 を高い精度で測定することが可能になった。これらの観測で驚くべき結果が得られたが、これらの結果のうちのいくつかは、何らかの形でダークエネルギーが現在の宇宙に存在すると仮定すると最も簡単に説明できるものだった。
現象論的性質 [編集 ]

ダークエネルギーには互いに反発する性質があるため、宇宙膨張を加速する原因となりうる。これは物質優勢の宇宙という伝統的な描像で膨張の減速が起こると予想されているのとは対照的である。宇宙の加速膨張は多くの遠方の超新星の観測から示唆されている。

宇宙の全エネルギー密度の研究からも別の議論がもたらされている。理論的・観測的研究から、宇宙の全エネルギー密度は宇宙がちょうど平坦 になる(すなわち、一般相対性理論 で定義される時空の曲率 が大きなスケールで 0 になる)ような臨界密度 に非常に近いことが昔から知られている。(特殊相対性理論 の E = mc2 から)エネルギーは質量 と等価なので、これは通常、宇宙が平坦になるのに必要な臨界質量密度 と呼ばれる。光 を放出する通常の物質の観測からは、必要な質量密度の2-5%しか説明できない。この足りない質量を補うために、ダークマター と呼ばれる目に見える光を放出しない物質の存在が長い間仮定されてきた。しかし、1990年代 に行われた銀河 や銀河団 の観測で、ダークマターをもってしても臨界質量密度の25%しか説明できないことが強く示唆された。もしダークエネルギーが臨界エネルギー密度の残りの約70%を補えば、全エネルギー密度は宇宙が平坦であるのに必要な量と矛盾しなくなる。
推測 [編集 ]

このダークエネルギーの真の正体は現状ではほぼ推測の対象にすぎない。ダークエネルギーは一般相対論の宇宙定数 (Λ) で表される真空のエネルギーではないか、と考える人々も多く、実際、これはダークエネルギーに対する最も単純な説明である。宇宙定数は、時間や宇宙膨張によらず宇宙全体に存在する一様密度のダークエネルギーと解釈できるからである。これはアインシュタインによって導入された形式のダークエネルギーであり、我々の現在までの観測と矛盾しない。ダークエネルギーがこのような形をとるとすると、これはダークエネルギーが宇宙の持つ基本的な特徴であることを示すことになる。これとは別に、ダークエネルギーはある種の動力学 的な場 が粒子的に励起したものとして生まれるとする考え方もあり、クインテセンス と呼ばれている。クインテセンスは空間と時間に応じて変化する点で宇宙定数とは異なっている。クインテセンスは物質のように互いに集まって構造を作るといったことがないように、非常に軽くなければならない(大きなコンプトン波長 を持つ)。今のところクインテセンスが存在する証拠は得られていないが、存在の否定もされていない。


・・・・・


ダークエネルギーが示唆する未来 [編集 ]

もしも仮想的なダークエネルギーが宇宙のエネルギーバランスにおいて支配的であり続けるなら、現在の宇宙膨張は加速し続け、ついにはド・ジッター宇宙 として知られる文字通り指数関数的な膨張となる。

このモデルでは、重力的に束縛されていない構造は見かけ上、光速 を超える速度でばらばらに飛び去ることになる。宇宙に関する我々の知識は光速より遅く伝わる信号によってしか得られないため、この加速によって最終的には、現在見えている遠方の宇宙を見ることすらできなくなる。しかし、ダークエネルギーの密度が増えなければ、銀河や太陽系 など現在重力的に束縛されているどんな構造もそのまま残る。したがって我々の地球 や銀河系 は、宇宙の他の存在が全て我々から離れ去ってもほぼそのまま乱されることなく存在し続ける。

あるいは、ダークエネルギーは一定ではなく、時間とともに増えているかもしれない。「幽霊エネルギー (en:phantom energy )」と呼ばれるこのシナリオでは、宇宙に存在する全てのものは原子 に分解され、最後にはビッグリップ によって吹き飛ばされてしまい、構造のない空っぽの宇宙が残される。

また、最終的にはダークエネルギーは時間とともに散逸し、宇宙は互いに引き合うようになるかもしれない。このような不確定性があるために、やはり重力が宇宙を支配し、やがては宇宙が自ら潰れるビッグクランチ に至るという可能性も残されている。しかしこれは一般的には最も可能性の低いシナリオだと考えられている。
外部リンク [編集 ]

* HubbleSite のプレスリリース: ダークエネルギーの正体に新たな手がかり
* 宇宙の年齢 . 宇宙のエネルギーの組成についても。
* (百科事典)「Dark Energy」 - スカラーペディア にある「ダークエネルギー」についての項目。(英語)
* 宇宙を満たす暗黒エネルギーの存在にさらなる証拠 - 23,000個のクエーサーを対象にした過去最大の重力レンズ 探索で検証 - 2007/9/26 独立行政法人 理化学研究所

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%82%A8%E3%83%8D%E3%83%AB%E3%82%AE%E3%83%BC 」より作成
カテゴリ : 宇宙論・宇宙物理学 | 天文学 | 相対性理論 | 天文学に関する記事


D.H.ロレンスのダーク・ゴッドdark God


http://ameblo.jp/gaikokubungaku/entry-10498726796.html

http://ameblo.jp/gaikokubungaku/entry-10498727441.html

外国文学(イギリス文学他)


プランク定数
出典: フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』
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プランク定数プランクていすう、プランクじょうすう、Planck's constant)は、量子力学 の基礎となる単位 を示す物理定数 である。量子力学創始者の一人であるマックス・プランク にちなんで命名された。一般に h と記される。

現在科学技術データ委員会 (CODATA) より発表されているプランク定数の値は

h = 6.626\ 068\ 96(33)\times 10^{-34}\ \mbox{J s} = 4.135 667 33(10)\times 10^{-15}\ \mbox{eV s}

である[1] 。CODATA から発表されるプランク定数の値は 4 年ごとに更新される予定となっている[2] 。

また、プランク定数 h を 円周率 π の 2 倍で割った値も原子単位 などで頻繁に利用される[3] ため、「エイチバー」と発音される専用の記号 \hbar = h / 2 \pi (ℏ Unicode U+210F、JIS X 0213 1-3-61)が使われている。\hbarは「換算プランク定数 」と呼ばれ、単に「プランク定数」と呼んでこちらを指す場合もある。稀にディラック定数とよばれることもある。CODATA による推奨値は

\hbar = {{h}\over{2\pi}} = 1.054\ 571\ 628(53)\times 10^{-34}\ \mbox{J s} = 6.582\ 118\ 99(16)\times 10^{-16}\ \mbox{eV s}

である[4] 。
理論 [編集 ]

プランク定数は、量子 の関わる広範な現象に登場する普遍的な定数である。例えば光子 の持つエネルギー E は振動数 ν に比例し、その比例定数 はプランク定数 h に等しい。

E = hν

また軌道角運動量 やスピン は常に換算プランク定数の定数倍になっている。例えば、電子 のスピンは \pm \frac{1}{2}\hbar である。ただし、量子力学 の分野ではプランク単位系 を用いることが多く、その場合の電子のスピンは \pm \frac{1}{2} となる。

プランク定数は(位置 )×(運動量 )の次元 を持ち、不確定性関係 とも関係しているので、それゆえに位相空間 での面積の最小単位であるとも考えられてきたが、最近では Zurek その他の研究で、量子 カオス 系においてはプランク定数以下のミクロ 構造が現れる事がわかった。
脚注 [編集 ]

1. ^ http://physics.nist.gov/cgi-bin/cuu/Value?h
2. ^ 2002年には 6.6260693(11) 、2006年には 6.62606896(33) が発表された。
3. ^ IUPAC Gold Book - Planck constant
4. ^ http://physics.nist.gov/cgi-bin/cuu/Value?hbar

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%AF%E5%AE%9A%E6%95%B0 」より作成
カテゴリ : 量子力学 | 統計力学 | 物理定数