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MEMO

不定期更新

2013/10/18 Fri

ポータブルブルーレイプレイヤーのアンバランスなレトロ感 14:11 ポータブルブルーレイプレイヤーのアンバランスなレトロ感を含むブックマーク ポータブルブルーレイプレイヤーのアンバランスなレトロ感のブックマークコメント

Blu-rayってシャキッとした現役メディアなのに、ポータブルプレイヤーの末期感がすごいと言う話。バッテリ環境におけるディスクメディアとか、モーターぶん回さないといけない時点でエネルギーの無駄遣いでしか無いわけで、合理的じゃ無いのは分かるのですが、それにしたって選択肢が限られすぎています。CDのようにシリコンメディアにうつす手段が無い以上、持ち出すにはディスクを再生するしかないのだし、もう少し何とかならないのでしょうか。地デジが映るカーナビにさえ、全く載ってくる気配が無いのはどうしたことでしょう。単体製品もパナソニックはすでに商品廃盤、ソニーも機能削減された廉価機1機種のみしか無いなど、ほとんどポータブルCDプレイヤー並に末期的な状況です。

f:id:myuxeno:20131018232135j:image

驚きのスペック

BDP-SX910というのがソニーの唯一の現行製品なのだが、スペックがすごい。まず9V型という画面サイズでありながら解像度が800×480しかありません。その上で視野角も狭ければ、グレア液晶でも無い*1あたり、徹底して映像品質を捨てに来ており、Blu-rayの存在意義を完全否定していてかっこいいです。普通1024x600等の解像度で申し訳程度でもBlu-rayに意味を与えてあげるんじゃないのでしょうか*2


一方音はと言えば、見事に高音しか出ないポータブル機器内蔵らしいチープなものです。良かったステレオだ!というレベル。2つ折りでボディ側は空間が有り余ってそうなのに、容量稼いで低音を出していこうという発想は無い模様。また、バッテリによる再生時間が5時間というのは、頑張った点かな? と思いましたが、取り外し不可なので予備バッテリで運用時間を伸ばすことも出来ないし、よく見たら輝度は最低が前提でありちょっと残念ですね。付属品にシガーソケットアダプタがついていて、車載運用にどうぞ! という感じなのですが、コンポジット映像出力が省かれているので、カーナビの外部入力には繋げづらい。ヘッドレストにぶら下げて後部座席のお一人様用というのが現実的な線ですね。


そしてBlu-ray 3Dに非対応なので、バッテリー駆動のヘッドマウントディスプレイ、HMZ-T3と組み合わせてお外で立体視!等も出来ません。BD-Liveなどコストに見合わない物は徹底削除です。せめてキズ防止のために持ち運び用のポーチぐらい付けて欲しいです。

デザイン

デザインはソニーの文法に則っていてちゃんとしてるんですが、残念ながら物理的に安い作りですので限界はあります。金属素材で薄型シャープなデザインが好まれる中にあって、アールの緩いもっさり感と1.3kgという重量はとても2013年の機械とは思えないレトロ感を演出しています。そんななか、操作系のみが静電容量のタッチ式なのがイマドキ感でしょうか? しかしスライド式の電源スイッチといい、ユニバーサルデザインとしてはむしろ不利ではないかな、と思います。

まとめ

地デジポータブルテレビ+BDプレイヤーなど、通販とかでウケそうな要素で賑やかだった時代もとうに過ぎ、限られた需要のために細々と残っている感しかないポータブルブルーレイプレイヤーですが、光学ドライブ付きのモバイルノートパソコンも滅びてしまった今、買っておかないと後で後悔しそうなので確保しておきました。音楽配信はかなり浸透しつつあり、むしろハイレゾなどはそっちで買うのが主流になりそうな雰囲気ですが、映像コンテンツもそうなっていきませんかね。ハイレゾの映像コンテンツが、オンラインで1回買えば家でもスマホでも見られるようになってくれるまで、スキマで活用する予定です。あとはBlu-rayプレイヤー無いお宅に行くときとかね。

*1:モバイル機器としては映り込みを考えると正しいともいえる

*2:前モデルはその一線をギリギリ保っていましたが、コストダウンの前に陥落した感じですか

2013/02/05 Tue

人生を変えた10曲、みたいなもの 01:17 人生を変えた10曲、みたいなものを含むブックマーク 人生を変えた10曲、みたいなもののブックマークコメント

人生を変えたとまでは行かなくても、音楽の趣味を変えたという意味で。今でも聴きたい曲を中心にセレクト。


小田和正 ラブ・ストーリーは突然に (小学生の頃)

動画

いわゆる一般の邦楽を聞いていたのは小学生の時なんだけど、特に印象に残っている曲として。

他には松任谷由実のアルバムLOVE WARSを良く聞いていた。 WANDERERSが好きな曲。

WANDERERSは三菱ミラージュのCMソングでした。車で言うとF1のTRUTHも忘れられない(ここで触れるか?)。

小学生の時からいまでも好きです。


槇原 敬之 どんなときも。 (小学生の頃)

D

小学生の時に良く聞いたなあと言う曲の一つで、カラオケで困ったときソングその2。

(その1はスピッツ ロビンソン)

君は誰と幸せなあくびをしますか。は邦楽で最初に買ったアルバム。 (聖剣伝説3の後に中古で買った)

カラオケで困ったときに、小学生時代記憶をたどることはよくあるが、

ブルーハーツ リンダリンダ、TRAIN-TRAIN、爆風スランプ RUNNERも同じ流れではある。

マイケル・ジャクソン スリラー (小学生の頃)

D 3分25秒まで飛ばそう

他にもジャネット・ジャクソンとか マルティカとか、親が借りてきたCDの影響もある。

洋楽でいうと「ゴーストバスターズ」も大好きだったな。

FF5 バトル1 (小学生の頃)

D

BGMという切り口でゲームに興味を持ったのはこの曲が決定的な影響を持ってる。

ロマンシング・サガ3の各種戦闘曲や聖剣伝説2、3の各曲などスクウェアのRPGから入った。

で、人生最初に買ったアルバムが 聖剣伝説3 OSTですね。

後はタクティクスオウガOSTも忘れられない。


悪魔城ドラキュラ(SFC) シモンのテーマ (小学生の頃)

D

ストリートファイターIIが人気で、友達に借りようと思ったらじゃんけんで負けて

代わりに借りたのがこれだったんだけど、

変なタイトルからは想像できない、衝撃を受けるほど演出がかっこいいゲームだった。

これ以降コナミ矩形波倶楽部のCDを腐るほど大量に購入するのであった。

Bloody TearsやVAMPIRE KILLER、そしてグラディウスやサンダークロスのSTG曲へ…

中学生〜高校生はこれとスパロボの曲が9割、残りがLeaf(AQUAPLUS)の楽曲聞いてた。

ちなみにleafの曲を一つ選ぶなら「雫 瑠璃子のテーマ」。


涙を越えて (小学4年生の頃)

D

合唱曲ですね。歌うのが好きだと気づかせてくれた曲。

小学校5年ぐらいに声変わりが始まっていたんですが、かなりの間ソプラノで通してました。

小6で大地讃頌をやる頃にはさすがに周りに合わせてた記憶がありますが。

ゲッターロボ! (中学生の頃)

D

第4次スーパーロボット大戦にカラオケモードって言うのがあったんですが、

主題歌はどれもすばらしくて、聞きまくった挙句サントラCD、その後原曲CDへの購入に走りました。

エルガイム―Time for L-GAIMやマジンガーZコンバトラーV、等数え切れん。

歌いやすくてテンションが上がるのが楽しい。

カラオケに行ったらもうアニソンしか歌わない勢いになった。

ハッピー☆マテリアル (2005年)

D

今のネットの友人ができる原因になった曲。1位にするオフ。そういう意味では人生が変わった。

OPのオリジナル笑顔(作画)とかも懐かしい。

イベント初遠征とかもした。(鈴鹿8耐ネギま!)

その前段で、声優系に興味を持つ原因になったのは桃井はるこ 愛のメディスン。


田村ゆかり fancy baby doll (聞いたのは2007年)

D

田村ゆかりとか全然知らなかったのにいきなり、

ライブ「Sweet Milky Wayパシフィコ横浜」の最前に連れて行かれて、「せかいいち かわいいよー」コールで

世界の何かが変わったと感じさせられた曲。

今でもこの曲とコールのためにライブに通っていると行って過言では無い。

初音ミク moon (聞いたのは2007年)

D

初めて聴いた曲はwhite letter 、ニコニコの課金を決意させた。

その後2007年中パソコンに張り付いて楽曲をあさる毎日に突入。moonが今でも一番好きな曲です。

2012/04/17 Tue

nasneについて考えてみた。 22:06 nasneについて考えてみた。を含むブックマーク nasneについて考えてみた。のブックマークコメント

SCE、PS3やVitaと連携する新デジタルレコーダ「nasne」−torneで制御。3波チューナ/500GB内蔵で16,980円(impress)

torneは「安い」「サクサク」「簡単」「機能追加可能」な地デジ録画マシンをPS3の強力な処理能力とインタフェースを利用して実現、100万台を売り上げた。nasneはどうか?


16,980円は安いか

前作torneは2010年3月発売で9,980円だった。同時期のPC周辺機器のフルセグチューナーより安めで、同時期のワンセグチューナーのちょいテレぐらいの価格だった*1。nasneは名前の通りNASと比較して欲しいのだろう。アイオーデータのHVL-AVシリーズがDTCP-IP対応のNASだが、容量1TBで定価16,800円のようだ。実売だと1万2000円を切るようだが、チューナーは無い。NASとかわんない値段なのに、サクサクUIでこんなにできる! って言う驚きを演出するには適当な価格なんじゃ無いだろうか。


ただ、絶対的な価格として1万6980円を気軽に出せるのか? と言う点はある。ネットワーク部分を如何に訴求できるかにかかっているかな。


もう一つ、ハイエンドユーザー向けの話になるが、レグザサーバーと比較してみる。

東芝、6ch/15日分を録画/配信する「レグザサーバー」−5TBで20万円。全録+タブレット配信+BD+3D再生(impress)

レグザサーバー、6ch(8番組同時録画)&5TBで20万円。nasneは最大8台まで行けて8ch 4TB、13万5840円。安い! いやBD部分を入れたらとんとんかもしれないし、8個nasneをつなげた様を見るとちょっとアレだが… しかし大量の番組を裁くときにこそトルネのUIが力を発揮するわけですよ。


サクサクか? 簡単か?

これはtorneのUIが使えるので引き続きサクサクなんだろう。ネットワーク経由でチューナー増設という発想はレコ×トルネが布石にあるんだと思う。

torneの新機能「レコ×トルネ」を試す−レコーダと連携し、BS録画/再生。「ライブ」も強化(impress)

西田宗千佳の ― RandomTracking ― torne 3.0アップデート。レコーダ連携/ライブ強化を語る〜SCE、torne開発チームインタビュー〜(impress)

簡単かどうかはネットワークが絡んだ時点で、?がついてしまうが、PS3ユーザー向けということを考えると家庭内LANはあるんだろうし、つなぐ線の数も1本増えただけなんだから何とかなるんじゃ無いだろうか。


PS3の周辺機器からOne SONYを体現する製品へ

ソニーほどAV&ネットワークを一つの会社に高いレベルで抱えてる会社は他には無い あとはここの製品が連携さえすれば… 等と言われ続けてはや何年だろう? そういう意味で今回のプレスリリース(PDF)SCEIのPS3、PS Vita、SONYのVAIO、Sony Tablet、ソニーモバイルのXperia、ソネットのGガイド.テレビ王国とてんこ盛りであるし、平井社長からのメッセージも添えられていて、強くOne SONYを意識した製品なんだなーって言うのが伝わってくる。しかし汚い(理由の無い)囲い込み(ソニー縛り)だと思われないように、ちゃんとメリットを出していって欲しいなと思うが。

本田雅一のクロスオーバーデジタル:ソニー・エリクソンがソニーになって変わってほしいこと(ITmedia)


ちなみにパナソニックの取組としてはお部屋ジャンプリンクというのがあるな。


BS/CS対応のtorne2を出せば良い話だったのでは?

これはその通りだと思うし、100万台も売れているなら既存の路線の細かなニーズをケアしていくことも大事じゃだと思う。ただ限られたリソースをつぎ込むなら、今までの製品のアップデートより新しい分野を開拓した方が得るものは大きいと判断したのでは無いだろうか。torneはPS3の豊富なリソースとインタフェースを使った実験場の1プロダクトなんだろうし。torneのソフト開発スタッフ2人とかでしたよね? 後はアーリーアダプター・ハイレベルユーザーに、せっかくだからもっと色々できるな製品をぶち上げて新しい方向のニーズ開拓をして見たいという意図もあっただろう。だからnasneをぶち上げた後で良いから簡単シンプルなtorne路線も続けてケアして欲しいと思う。


torneの発想を生かして一つに完結した製品が出ないのか?

これはSCEIではなくて、ソニー本体がやるべきだと思う。社内政治のしがらみでSCEIには出来ないのだというより、SCEIはPS3の付加価値を高める仕事をするべきだからであるし、既存の家電売り場に置くということは熾烈な他社製品との競争に身を置く事になるため、ものすごいリソースが必要になる。星取表ですべてのスペックにおいて比較されて、わずかな価格差で他社にシェアを持って行かれてしまう世界。その売り文句、500円価格を上げるのに耐えられるの? つまりサクサクなインタフェースを実現するために高価な石*2乗せたところでお客はくるの? みたいな世界で、厳しそう。iPhoneみたいなほかの機種を圧倒するほどの存在感があれば、高かろうと平気なんだろうけど、torneがそこまで革命的かというとそれほどでもなさそうだし。それにPSXみたいにソニー本体のものすごいリソースを使って失敗した前例があるし、なかなか難しいのかなー?


つーか本田雅一さんが記事書けば済む話なのでw、これ以上は辞めとこう。

自分の録画環境と、顛末とnasneを入れたらどうなるか? 23:06 自分の録画環境と、顛末とnasneを入れたらどうなるか?を含むブックマーク 自分の録画環境と、顛末とnasneを入れたらどうなるか?のブックマークコメント

自分の録画歴は2005年の4月にRD-H1(Strike)を買ってからだから、7年か… もうそんなに経つのか。見るだけで消す安価で手軽な録画マシンという側面と、ネットワーク機能を活用してPCで番組視聴&録画データをバックアップという多機能ぶりがヒットした機種だった。当時はアナログで楽に色々出来ましたね。


凡を経て、torneとD-TR1を導入したのが2010年だと思います。torneはもう地上1チューナーじゃ全然我慢できない体なの! って言う問題(BS11が入らないとダメなの!)と、HDD容量が320GBではいかんともしがたく、外付けHDDはUSBハブをつなげてこれ以上ぐちゃぐちゃな配線をさらに悪化させるのは我慢ならん! という理由で1クールぐらいでメインの座を降ります。D-TR1はRD-H1の再来か! と思って結構気に入っていたんですが、torneに慣れると、インタフェースがかったるくて死にそう。でもBSが行けるのが良くて、メインをD-TR1、裏番組録画をtorneという使い方をしていました。しかし、どっちをどれで予約したか分からなくなって破滅。


投資した金額からいっても2番組録画対応BSチューナー内蔵のレコーダー買った方が明らかに良かったと思います。 でも、普通の製品買っても面白くないしなあ。結局、嫌々ながらもAMDのE-350マザー+PT2を導入してしまったのでした。ソフトの設定が面倒で死にたくなりましたし、最初はB-CASリーダーが良くこけて暗号状態のtsが生成されて悲しかったです。紆余曲折を経て思っていたより安定して運用できるんですが、やっぱりたまに録画できてません。時計がずれてたり、家に固定のネット回線が無い*3のも一因ではあると思います。その点放送波だけで完結できて安定性の高い家電製品は良いなあって思います。


nasneならPS3のUSBは減らないし、nasneにHDDをぶら下げられるので、PS3周りの配線をごちゃごちゃさせずに録画ソリューションが完成するので良いですね。よし買おう。500GBのNASのとこの悩みの解消効果を考えればタダ同然とも言える価格設定じゃ無いですか。ま、外出中は家にネットが無いので、外から番組予約は出来なくて、NAT越えさせてドコでもテレビやーデジタルロケーションフリーやって言うのも出来ないのですごい残念なんですが。

*1バッファロー、「番組持ち運び対応」USBワンセグを値下げ−8GBメモリ内蔵モデルが約26%値下げの12,075円に

*2:石自体の値段は下がっていたとしても、全く別系統の石を採用してソフトの開発が振り出しに戻るなら同じ事ではある。

*3:WM3500Rだけで生活してるんです!

2012/02/19 Sun

ダメソニ2012(痛車会場)に行ってきた 23:16 ダメソニ2012(痛車会場)に行ってきたを含むブックマーク ダメソニ2012(痛車会場)に行ってきたのブックマークコメント

行ってきました。痛車イベントには他にも痛Gフェスなどに行ったことがあるのですが、ここは入場無料な上に屋内で寒くもないしトイレも近いとかなり良い環境でしたね。会場スペースの都合上か、参加台数はちょっと少なめでしたが。

Flickrのset

印象に残った車を何台か。

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トータルコーディネート! 文句なしにかっこよかった。


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D1車両風(ステッカーはM1)プレリュード。結構走りそうな外見でかっこよかった。


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車はノーマルだけど、デザインはばっちりな例。


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痛板も積載。

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有名なシュタインズゲート公式痛車。今回はUDX賞を受賞してました。車の仕様自体もものすごいスパルタン。1名乗りです。


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今回の人気投票No.1。やっぱり大きい方が有利なのかな?

2011/02/20 Sun

日産リーフをレンタルした!(下)リーフの行き着く先は そして… 13:49 日産リーフをレンタルした!(下)リーフの行き着く先は そして…を含むブックマーク 日産リーフをレンタルした!(下)リーフの行き着く先は そして…のブックマークコメント

日産のEVリーフをレンタルした。群馬からはるばる東京へ! 意外にも航続距離が続いたのでレインボーブリッジまで渡ってしまった。後編はいよいよ帰り道です。

いざ帰還

友人を送りに秋葉原まで行ったところで17時。返却期限は20時なので、そろそろ帰らないといけない。普段の自分の車ならまだ余裕があるけど、念のため高速を使って一直線に帰ることにした。1日のドライブですっかりリーフのも慣れてしまい、ケータイのハンズフリーやiPodでの曲再生を使いつつ。航続距離は140km、残りの距離は110kmぐらい。行きの感じからすればまだ余裕はある。


首都高→外環→関越へ

カーステレオを使いながら軽く走っていると、本当に普通の車と変わりがない。速度が上がってくると普通の車でもエンジン音よりロードノイズが大きくなってくるせいでもある。あるいは静かさになれちゃったかな?

ただ速度が上がっても加速性能は十分で、流れをリードすることもできる。試しにやってみるとキーンという加速音とともにスッと前に出ることができる。これは快感! F-ZEROみたいだぞ! エンジン車だとグオーって音に遅れて加速感が来る(特にCVT車)から、この反応速度は圧倒的だ。


って電気を無駄遣いしている場合ではない! これで5kmは航続距離が減ったような… せっかくのパワーもバッテリー容量の限界のせいで満足に生かすことができないなあ。今のを取り返すために一番左の走行車線に戻って我慢の走行をしよう。エコモードにしてひたすら、我慢だ。


「目的地に到着できない可能性があります」

関越に入ってしばらくしてから聞こえてきた音声がこれ。




…マジ?

充電スポットを探すように促される。

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たくさんあるように見せかけて、これ全部日産のディーラーなんだよな…。一応暗い円のふちギリギリに目的地が入っていて、予想航続距離のままなら到着できそうにも見えるが… 道が完全な直線でないことを考えると実はかなりヤバいのかも。ヘッドライトを付けたぐらいでこんなに縮むか???


速度が時速80km程度なら、ハイブリッドカーはかなり理想的な燃費で走行することができる。空力に優れる初代インサイトなんかは時速100kmでもリッター30kmは余裕で達成するのだ。リーフがいくら普通のハッチバックの形をしていて空力が劣るとしてもこの航続距離の低下は解せない…?


いやおそらくエンジン車とEVは燃費(電費)に対する特性が全く異なるのだ。エンジンはある一定の回転数の時もっとも効率が良くなる。その美味しい回転数をうまく使うために、ギアを組み合わせた複雑なミッション(AT MT CVT)を積んでいるわけだ。発進する時はエンジンの回転数は少ないから、そのままでは発進するための力(トルク)が足りない。低速側に切り替えて発進する。*1高速道路はギヤを高速側に合わせて、タイヤを速く回してもエンジンの回転数が少なくて済むようにする。つまり高速では沢山走るけどエンジンの回転も少ないので燃費は良くなる。加速減速の無駄もないしね。


一方EVはミッションがない。ラジコンとかミニ四駆にはギアはあったけど、速度によってガチャガチャ切り替わるような仕組みはなかったはず。モーターは0回転から最大のトルクを発揮することができるから、発進時に低速ギアで助けてあげる必要はないのだ。じゃあどうやって高速に走るかと言えば? そう、電気を沢山流せばいいのだ。つまりEVは速度を出せば出すほど電気の消費が大きくなる。大電流を流すと熱も発生するし、抵抗も馬鹿にならない。


リーフは高速道路走行が苦手なのか… うーん、困ったぞ。


緊急事態である。花園で降りてディーラーを探すしかない。それまではトラックの後ろに付くぞ! 時速70kmで走っているトラックを発見。後ろに付く。しかしそれでも航続距離は改善してくれない。ギリギリのまま推移する。と嵐山PAでトラックが降りてしまった…。 自分が先頭になりつつ、定速走行を心がける。油断すると時速90kmぐらいまで簡単に上がってしまうのだが、この性能が今は恨めしい。


再充電の望みは

とりあえず道の駅かわもとに着いた。ここで作戦を考えよう。最寄の充電スタンドは… やはりこの地域日産のディーラーしかないようだ。しかも熊谷店しかないのか。さて、日産のディーラーは何時までやっているのだろうか? 自分のいつも行ってるホンダは20時だけど。30分ぐらい急速充電して再度高速を飛ばせば時間も大丈夫だし…


というこの無計画かつ杜撰さが悲劇を招いてしまうのである。電気自動車に乗ろうとするみんなは充電スタンドの位置や電気自動車の特性をしっかりおさえて、余裕を持った計画をしようね! 時間ギリギリ・電池もギリギリは御法度だぞ! 


ごめんなさい。日産のディーラーは19時までだったようだ。もうすぐ閉店時間を迎えようとしている。花園から1時間もあれば高崎まで余裕… なんていうのはガソリン車か電池に余裕があるEVだけの話。すでにリーフの航続距離は30kmちょっとまで下がってしまっている。高崎までは30kmをわずかに越える距離。これはダメかも分からんね。


再充電の望みは絶たれた。後はレッカー覚悟で行けるとこまで行くしかない。


残り30km!

カーナビの距離優先って言う機能、始めて使ったかもしれない。これによれば残走行距離と目的地までの距離はほぼ同一。いや3km足りない。思えば30kmぐらい、レッカーを呼んだ方が良かったのかもしれない。しかしこのときの自分は何とか自力で帰ろうという気持ちだった。


高速を降りてからは航続距離が減らなくなった。エネルギーをもっとも無駄にしない走り方は 一度加速したらそのエネルギーを極力殺さないこと。惰性走行時はモーターによる回生充電も御法度。いかに"滑空"するかが重要。どうしても赤信号で停まる時は緩やかにうまく停まってできるだけ電気で回収する。これがセオリーである。


しかし無駄だと分かっていてもナビの画面を切ったり、シートヒーターを切ったり、カーステレオを切ったりしてしまう。無駄なんだけど。ヒーターを切るともう夜なので寒い。強烈に寒い。自分はなんでこんな事をしているんだろう、の境地である。エコラン修行?


ヘッドライトの電気さえ惜しい。しかしこれは絶対に切ることができない。せいぜい信号で停止した時に前の車が居れば切っても良いかなぐらいだ。赤信号はむしろエネルギーを無駄にする敵なので極力避けたい。あー信号恨めしいぞ。


残り15km!

17号に戻ってきた。残り20kmで航続距離は23km。これは努力が実を結んだか? 希望が見えてきたのか? 油断はできないが、頑張った甲斐があったようで少し嬉しかった。そして残り15km。ここでなんとリーフは


−−−km


航続距離の表示をやめてしまったのだ…。

さっきまでの感じなら航続距離3kmを残して到着が可能なはずだが、もう15km以下は予測不能な領域と言うことなのか? 何を信じれば良いんだ? 


そしてでんけつへ…

倉賀野を越え、いすゞの看板が見えてくる。もうゴールまではあとわずかだ。しかしここでリーフはパワーダウン。亀マークが出て最大出力がダウンしてしまう。パワーメーターの半分の所まで表示が消える。ダメなのか? いや、パワーセーブすることで最後の航続距離を稼ぐつもりなのかもしれんし… ちょっとのんきにガンダムSEEDみたいだなー。フェイズシフトダウンかね? とか連想してしまった自分が憎い。


下之城東信号で赤になり。ストップ。そしてついにパワーが1目盛りまでしかでなくなってしまう。これは遅い! 全く流れに乗ることができてない。これで残り6kmぐらいの残量を稼ぐつもりなの?

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と右折レーンに入ったところで赤信号。ブレーキで電力を回収したものの、沈黙。バッテリー赤ランプ点灯である。つまり電欠。残り2.5kmを残してリーフは停まってしまったのだ。

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あー右折レーンふさぐとか最悪最低だ。これは立派な事故である。事故を起こしたと反省しなくてはならない。落ち着いてハザードと室内灯を点ける。頭を下げて後続の車には隣に移ってもらう。レッカーを手配する。これは助手席のグローブボックスに連絡先が書いてある。リーフはサポートプログラムに入っていれば緊急時のレッカー移動も行ってくれるのだ。レンタカーでもOKなの? 突っぱねられたらどうしよう。どきどきしながら電話をかけた。


現在箇所を伝えるのに手間取ってしまった*2が、どうやら30分ぐらいで来てくれるそうだ。一度あちらからかけ直す事になった時、5分ぐらいかかったのだが、その空白の時間の心細さといったら無かった。途中通りがかった人に「私たちに何かできることはないですか?」と声をかけていただいた時はものすごくありがたく感じたとともに申し訳なく思った。


車を借りたお店にも状況報告とお詫びの電話を入れ、待つこと20分ほど*3。救いの手がやってきた。


この車、重いねー!

来たのはフルフラットローダーのレッカー車。ほとんど荷台を平らに地面まで下ろすことができるタイプで、ニュートラルに入れた車を後ろから押せば簡単に荷台に載せることができるのだ。コンパクトカーサイズとのことでウインチは持ってきてないとのこと。「ティーダぐらいの車、手で押せばすぐだよ」とのことだったのだが… バッテリー切れになったリーフも電制シフトやパーキング、ステアリング(ハンドル)は動かすことができる。落ちついてNポジションに入れて、押してもらう。が、


「この車重いねー! バッテリー積んでるからなの?」


申し訳ないので、自分も手伝うことにした。後ろから押す。平らな所ではなんとか動いたリーフだったが、重くて出っ張りが越えられない。強烈に重いぞ!!!! バンパー押して良いものか? ハッチの方が堅いから良いのか? 上のスポイラーはまずい、全然強度がない! あー重い重い重い!!!


後から聞いて分かったことだが、リーフの重量は1520キロもあるそうだ。ティーダが1120kgだから400kgも重い。ミニバンのセレナが1600kgなので、ほぼミニバン級の重さだ。レッカーを頼む時はそのことを伝えた方が良いのかもしれない。四苦八苦の末、積載完了。何度か「サイドブレーキはかけた?」 と確認される。電気制御のパーキングブレーキはかかった感触が全く分からないのが怖いが、一応インジケータは点灯しているので大丈夫なはずだ。

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ドナドナ。最新鋭のEVも電気が無くなれば故障車である。悲しい。


リーフの帰還

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というわけでなんとか帰ることができた。目的地まではあっという間。しかしこのわずかな距離が、リーフの大きな壁となってしまった。手続き的には延長料金を精算して終了。お店の方には「レッカー手配していただいてここまで帰ってきていただいたのでOKです」とやさしく声をかけていただけた。本当に関係者にはご迷惑をおかけした。何度かお詫びをして、家に帰ったのだった。


本日の総走行距離は約300km。EVの1日の走行距離としては頑張りすぎか。限界に挑戦しちゃってたんだなあ。

リーフまとめ

急速充電だけでなく電欠まで体験する羽目になってしまった今回のレンタル。ある意味電気自動車の光と影の部分両方を短時間で体験できたのかもしれない。何度も言うようだが動力性能は全く文句ない。しかし航続距離が厳しいのだ。今回の群馬から東京往復って言うのは無茶だったのは認めるとして、では現在のリーフにとってどのぐらいが適正な移動範囲なのだろう。


カタログスペックではJC08モード 200km。だが、レンタル時の引き渡し条件は80%なのでここで160kmとなる*4。エアコンを使うことを考えて130km弱。往復なら片道60kmぐらい。安全マージンを入れて50kmぐらいだろうか? 急速充電スタンドがなければたったこれだけしか走ることができない。さらに高速を走行してしまうともっと縮まってしまう。路面が凍結するような寒い環境であれば、バッテリーの出力はさらに落ちる。


あれだけ立派な車体と性能が与えられていながら50kmしか走れないのでは宝の持ち腐れである。まあ首都圏なら50kmもあればたいていの場所に行けるし、充電スタンドも無くはない。しかしそれならi-MiEVのようなシティーコミューター然とした軽自動車タイプの方が説得力があるのではないだろうか。後2倍は航続距離が欲しい。充電スタンドも日産のディーラーだけでは困る。夜19時以降や定休日に当たってしまうと途方に暮れることになる。


しっかりと計画を立てて使えば、十分使い物になりそう! と結ぶつもりで東京まで行ったのだが、帰りで予想外の落とし穴にはまってしまった。やはり電気自動車は普通の車の代わりに気軽に使う と言うわけにはいかないことが再確認されてしまった。ただ、それも将来的に至るところで急速充電が可能になったり、航続距離が伸びてくれれば解消することでもあるわけで、日産自動車三菱自動車やその他自治体やインフラ企業のやる気にかかっているんだと思う。


あの静粛性とパワーを実感した自分は、電気自動車の発展に期待している。

*1:自転車の変速ギアだって、軽い方に変えないと重くて走り出せない。それと同じ。

*2:パニクって車のナンバーを間違えたりした

*3:寒くて心細くてかなりきつかった

*4:今回はたまたま100%充電で借りることができたが

速 2012/12/08 22:30 久々に笑えるお話でした(すみません)。
しかし、電ケツすると事故車なんですねえ。
想像したこともありませんでした。
電気自動車を買えばたぶん誰にでも起きうること。
ヒーターつけてひと眠りすると、
気がつけば大変なことになりそう。