洛北孫子亭通信−亭主消息

2017-02-11 下鴨劇場旗揚げ20周年記念の宴

2月24日更新

大学時代の所属サークルである演劇実験場下鴨劇場は、私が入学した年に旗揚げした学生劇団です。京都で私が過ごしてきた年月、・・・まぁ何度か離れておりますが、その間ずっと、このサークルは先輩から後輩へと受け継がれてきたことになります。

私が海外にいるときに、このサークルで出来た友人たちには転機が訪れることが多いように思います。カイロから声を吹き込んだメッセージを送った2000年、あるいはエディンバラから友人へのお祝いのメールを送った2011年。そして、どういうワケか服装に必ず指定が入る結婚式、など。

10年ほど前、旗揚げ十周年の時にはグランヴィアで記念パーティーを行いましたが、今回は押さえられる会場が少なかったらしく、会場は三条木屋町の「さざんか亭」となりました。一期生から現役生に至るまで、勢揃いする光景はまさに壮観です。同期の子供の相手に興じたり、後輩の子供の馬になって会場の隅からすみへと走り回りながら、歳を取るとはこういうことなのだなぁ・・・と、感慨に浸るひとときでした。

この嬉しい宴の前には、広沢池のそばに立つ、佛教大学宗教文化ミュージアムへ。冬期の企画展「佛大逍遥?―竹田聴洲―」の関連シンポジウムとして、佛教大学で教鞭をとった民俗学者竹田聴洲の学問と為人を語るシンポジウムを、少しだけ聞いてきました。竹田教授の教え子である八木透先生の基調講演と、最後の方の報告を聞くことができなかったのは遺憾でしたが、非常に興味深いシンポジウムでした。

2017-01-22 年始の東京遠征は、ちょっとした手違いから

(2月19日更新)

昨日・一昨日と、東京に遠征して参りました。

エディンバラ時代の友人である山本浩司氏が主宰する、ポリティカル・エコノミー研究会で、また別のエディンバラ友が報告する・・・ということでバスを予約してみたところ、敢えなくスケジュール変更で、私の東京行きがだけが残る、というまさかの展開。まぁいいか・・・と本郷東大に顔を出したら、主催者の浩司さんが驚きの表情で出迎えてくれました。報告内容は、フランス絶対王政期を扱っておりましたので、私自身の専門からは、ずいぶんと離れた内容。非常に興味深くはありましたが。

その次の日は、夜に旅仲間のはるこ先生・まりもさんと会って、お好み焼き屋で歓談しました。渋谷竹下通りで会うというのも面白い話なのですが、この3人の組み合わせというのも、ずいぶんと久しぶりのこと。そして、まりもさんの巧みな技に、感心しながらお好み焼きもんじゃ焼きに舌鼓をうちました。

さて、東京での宿は、エディンバラ時代の知人のひさえさんに泊めていただきました。久しぶりのことで、あれこれと話をしながら、ずいぶんと夜遅くまで話し込むことに。一泊して離れることとなりましたが、朝には富士山がクッキリと姿を見せていました。

2017-01-07 一年の締めとはじめは、どちらも餅つきから

みなさま、あけましておめでとうございます。・・・と申して、年明けから一週間が経過しておりますが。

さて、年末の投稿に引き続きまして、年明けもまた、餅つきの記事からです。昨年は開かれなかったゲストハウス大阪の年始行事・餅つき大会に、旅の強者であるN国さんとともに「師範」として参加を要請されることになりました。それも前日に、会場である大国町アップルハウスに入ることに。前日の準備は、せいぜいが餅米をといで水につけて、杵を水に漬けておく位のものです。あとは、前夜祭と称して酒盛りをするくらいでした。

そして当日は・・・生憎の雨。空を眺めてぶつぶつ言いながら、それでも雨をしのげる軒先に臼を据えて、餅をひたすらにつきます。五升程度でしたので、遅めのペースを維持しながら、ゆっくりと餅をついていきました。今回は、ときどき寒さしのぎの酒を飲みながら、となりました。餅をつきながら、あんなに酒を飲んだのは、初めてのような気がします。そして今回は、どの餅も、いいつき上がりで、責任者としては安心しました。それに、子供たちの楽しそうな顔を見ていたら、疲れや寒さも吹き飛ぼうというものです。天候はさておいて、それ以外はまずまずの、新春餅つき大会でした。

2016-12-31 年の瀬:激変の1年を振り返って

海外にいない限り、餅つきのため実家に戻っているのが私です。この年の瀬も、実家からの更新となります。昨日は餅つき、本日は痛む腰をさすりつつ、愛知に住んでいる後輩O河内君と近況を報告しあう一日となりました。

この1年は、海外旅への復帰に始まって、非常勤講師への転身と、目まぐるしい変化の一年となりました。院生時代には、O本先生が「教壇の上に立つと、景色が全く変わる」と常々おっしゃるのを研究室で拝聴したものですが、それを痛感しました。身分が変わった関係で、ビザンツ史の大家である井上浩一先生のご指導を仰げるようになったのは、思いもかけぬ幸いでした。

変化を感じたのは、自身の身の上だけではありません。旅人としての私を育てた中国への二度の渡航では、彼の国が経験したこの20年弱の変化を痛感しました。百聞は一見に如かず、とは私の座右ですが、このことを様々な局面で確認した一年でした。

とまれ、激変の2016年、とりあえずは駆け抜けました。来年も、駆け抜けたいと思います。

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2016-12-11 兵庫県立美術館特別展:ポンペイの壁画

12月31日更新

難波オレンジハウスでの忘年会から一夜明け、本日は灘の酒蔵へ、ではなくて兵庫県立美術館へ。同博物館で行われている「ポンペイ壁画展」を見学するためです。つまり、ポンペイから出土した壁画の一部を持ってくるという特別展です。大きいものが多いため、品数としてはさほど多くはありません。また、ポンペイの出土壁画中の至高の品である、伝「イッソスの会戦」の壁画は当然、来ていないわけですが、まぁそれはそれとしまして。

良品は多いけれども、解りやすい目玉には欠ける、というのが恨みでしょうか。その所為かどうか、日曜日にもかかわらず、ゆったりと見てまわることができました。壁画を見てまわりますと、いろいろと着想がわいてきます。わいてきた着想を心に引っ掛けておくため、図録を購入して、灘から京都に運んできて、夜は京都駅にて、旧所属の京阪バスリムジンポーターの忘年会でありました。