インサイド・ヘッド

自分の感情が擬人化されると、感情は自分自身のものではないと気づきます。 前作『インサイド・ヘッド』を鑑賞したときに私が思ったことです。 マインドフルネスやヴィバッサナー瞑想などをやっていた私にとって、とても肚に落ちる作品でした。 感情をどれだけ客観視できるかが、自分らしく生きるかの鍵だからです。 www.youtube.com 『インサイド・ヘッド』は、少女の頭の中を描きながら、“カナシミ”の重要性を説いた傑作でした。 自己啓発ではポジティブな感情に重点を置きます。それに影響されてポジティブ教になり、それなのに鬱になってしまう人を何人か見てきました。それは、悲しみの感情を無視しているからでした…

「感動で号泣してみたい」と、離人症の漫画に描いたことがあった。 毎回ちゃんと原本を探してこないのでガビガビ画質である 実はだんだん、たびたび号泣できるようになってきた。主に「不安という感情を表現したコンテンツ」に共感して泣いている。それが今いち「自分が号泣してる」という感じがしないだけで。 ディズニーをたまに観るようになったのはアナ雪からである。アナ雪が思いっきりトラウマについてのストーリー（原題『FROZEN』だし）で、それで泣けた。「私、ディズニーで泣けるんじゃね？」というのに気づいた。 先日、インサイド・ヘッド2を見た。ヨロコビとかカナシミといった感情たちが脳内で奮闘するお話だ。インサイ…

お題「思い切ってやめてみた事」いつの間にか、無意識のうちに、嫌な記憶をわざわざ思い出して勝手に苦しくなりがちだったわたしが、ある映画をきっかけに思い切ってやめられた話！気づくことができて、辞められて本当によかったなと思う。。 インサイド・ヘッド2最高 不安のループに陥ってしまうときの脳内 不安で頭がいっぱいなときに思い浮かべること インサイド・ヘッド2最高 先述のある映画というのが、インサイド・ヘッド2なんだけど、めちゃくちゃ良かった！！！きっかけは、推しのアイドルが応援サポーターをすることになったからだったんだけど感情の可視化ってめちゃくちゃ斬新だなって思ったし、すごくいい切り替えができるき…

あんまりピクサーのキャラクターが好きではなかったが、こないだテレビを見ていたら『インサイド・ヘッド2』の宣伝をしていたので気になっていた。 ある日、２０１５年に公開された『インサイド・ヘッド』映画を見てみた。 内容としては、人間の女の子ライリーの内なる感情がそれぞれキャラクター化され、女の子を成長させていくストーリー。 子供の感情をよく表しているし、よくできた物語だと思った。 『カナシミ』という青いキャラがいるのだが、それが私にそっくりで自分を重ね合わせてしまった。 私は双極性障害だが、うつの感情がとても多い。 いつも悲しく不安そうな顔をしていて、辛い時は歩けもしないし地面を這いつくばる感じが…

プリキュアの映画より前に観ていたものがありました。 それが インサイドヘッド２ www.disney.co.jp これも公開してわりと早く見に行きました。 最初はあまり興味がなかったけど 地上波で「インサイドヘッド」が放送されてて 子どもがハマって「映画観たい～」と言ったのが きっかけです。 「インサイドヘッド」では ヨロコビと、特にカナシミがかわいくて好きという子ども。 感情たちかわいい～ (↑ヨロコビ、カナシミ、ムカムカ、イカリ、ビビリ） 一生懸命にライリーのために奮闘しているのが印象的でした。 っていうか。 極悪な奴がいない!!よね!? たしか。（うろ覚え） っていうことが大きかったかも…

録画していた「インサイド・ヘッド」。 息子がいつか観るかな〜とディズニーとジブリの映画は録画をしています。 「インサイド・ヘッド」は、一緒に観てみる？と誘ってみたのですが 途中で「やっぱりやめる」と最後まで観なかったのです。 あるとき、「インサイド・ヘッド2」のポスターが貼ってあって その近くで小学生の女の子が二人、「私この映画好き」「私はヨロコビが好き」 「私はカナシミが好き」と話をしていて、それを聞いていた息子。 私が在宅で仕事をしている間に 「インサイド・ヘッド」を一人で最後まで観ていたのでした。 「どうだった？」と聞くと「面白かった」と。 そして「ホッケーって何？」と聞いてきました。 …

批評 スタッフ・キャスト 批評 子供の感情の変化と成長を、感情の擬人化を通して描くという新しい試みを見事に表現している。 感情たちの中では、人を喜ばせるための感情である「ヨロコビ」を中心に話が展開され、常に喜びに執着していた中で他の感情が必要な意味を見つけていく構成となっている。 そこから本当に人が幸せであるには、感情を偽り続けることはあまり良くなく、本当の素の自分でいることが大切だと実感させられる。 伏線回収も素晴らしく、自分や他人を大切にしようと思える素晴らしい脚本である。子供から大人まで年齢に関係なく楽しめる、おすすめの映画である。 スタッフ・キャスト 監督：ピート・ドクター 脚本：ピー…