有明海の干潟に生息する特徴的な生物「ムツゴロウ」が、国際自然保護連合(IUCN)によって絶滅危惧種に指定されました。長年、有明海のシンボルとして親しまれてきたこの生き物の危機的状況について、その生態から保全活動まで詳しくご紹介します。 📑 目次 ムツゴロウとは?その特徴と生態 絶滅危惧種指定の経緯と現状 減少の原因と生息環境の変化 保全への取り組みと今後の展望 まとめ:有明海の宝を守るために ムツゴロウとは?その特徴と生態 ■ ムツゴロウの基本情報 学名:Boleophthalmus pectinirostris 分布:日本では有明海と八代海にのみ生息 体長:最大約20cm 生息環境:干潟(干…