はいく

海亀の一生は過酷だ。 孵化してから波打ち際に至るまでの危険。 海に入ってからの近海区域も捕食者の山。 この間に殆どの子亀は食べられてしまうらしい。 遠洋に到達出来れば生存率は急速に高まるが、 孵化した当時に比べれば微々たる数字に留まるという。 海亀の掻き分けて行く身過ぎかな 追記 九十九里海岸で釣りをしている時、近くに海亀が現れ ビックリした事がある。 二本の手は櫂の様に平たく変形し、孵化して以後は 常に二本の手で掻き分けて行く生活である。 掻き分け掻き分けて行く海亀の一生。嗚呼！

今年はもうムクゲの花が開いた。 底紅と呼ばれる種類で、白の一重咲きの中心部が 赤く、宗旦木槿とも呼ばれている。 朝に開花し夕に萎む一日花。栄華の儚さを象徴する とも言われ、夏の茶花としては欠かせないそうだ。 公園の古いブランコ花木槿 追記 通常木槿は秋の季語。 近くの小公園。鬱蒼と繁る樹木の隙間の日の当たる スペースに一本の木槿が植えられている。 樹高は4m余、伸び伸び枝葉を茂らせている。 早朝、前を通ると花を咲かせていた。樹下の落花は数える 程しか無かったが、これからが本番。盛大に咲き、盛大に 散らして行くことになる。

🔷 かき揚げそば（信州小諸新七兵衛）和風だし（昆布とカツオ、煮干し）で。きゅうり揉みとたくあんを添えて。 🔷 庭の花たち彼岸花 なでしこ 日日草 🔷 今日の一句古道へと一輪のみの彼岸花 Faxが,販売市場から消えているようです。みんなスマホで間に合うからでしょうが、俳句のお仲間は作品をFaxで投句してきます。でも、うまく送信できずに紙が切れたり印刷が薄かったりと、不具合が生じて面倒な電話でのやり取りが始まります。メール送信してくれると助かるのですが、スマホを使わない人もいるのでなんとも・・。PC前に座りて一炊の夢。

Haiku. ハイク