アステカで祭祀具の装飾等に用いられたトルコ石。主都テノチティトランから北方1500キロメートルの北米南西部で産出された。アステカの遠距離交換網により、主都へもたらされたと推定されている。 世界の中心の色 テノチティトラン出土のトルコ石装飾品 アステカにおけるトルコ石 参考文献 世界の中心の色 先スペイン期のメソアメリカでは、緑と青は世界の中心の神聖な色であり、権力の象徴の色でもあったという*1。アステカの神話でも世界の中心は青で象徴され、主要な神々は「トルコ石で囲われた場所に住んでいる」と語られている。トルコ石の青は昼間の太陽が軌道を描く空の色でもあり、太陽信仰に関わるアステカの神々や太陽への…