アンガスとあひるジョリー・フラック/:作絵 瀬田 貞二・訳/福音館書店/1974年 子犬のアンガスは、みるもの、かぐもの何でも知りたがり屋さん。もってこられるもの、もってこれないものがあるのも不思議。 一番興味があったのは、川の向こうから聞こえてくる、ガー ガー、ゲーック ガーというやかましい音。 ある日、ドアが開けっ放しになっていて、リードもついていなかったので、アンガスは、それっと、おもてにとびだしました。 垣根の下にもぐりこんで、むこうがわにでると、ちょうどめのまえに 白いアヒルが二羽。 アンガスがうなると、アヒルたちは、にげるのにおおさわぎ。アンガスがおいかけると、アヒルたちは、木陰の…