ヘンリク・イプセン Henrik Ipsen (1828-1906) ノルウェーの劇作家。幼くして家が破産し、風刺的な詩や戯曲などを書き始める。創刊した週刊誌は廃刊、支配人となった劇場も経営不振で閉鎖の売れきめにあうが、戯曲「ブラン」(1866)がようやく世に認められ、「人形の家」(1879)で不動の名声を得る。その後は「幽霊(1881)、「民衆の敵」(1882)などの戯曲を世に送り、近代演だけでなく助成解放運動にも大きな影響を与えた。
2月12日 新国立劇場小劇場で、イプセン作「社会の柱」を見た(演出:宮田慶子、新国立劇場演劇研修所修了公演)。 今回の観劇は、言わばアクシデント。2020年2月に同じ翻訳、同じ演出、同じ会場で、すでに観ていたのに、何となく来てしまった。でも演じる人たちが違うからいいか。それに、前回はかなり後方の座席だったが、今回は前から2列目だし。 1877年デンマークでの初演ののち各国で成功を収めた、イプセンの初期の戯曲。 ノルウェーの小さな港町。有力な実業家で領事のカルステン・ベルニックは、妻ベッティ、13歳になる息子オーラフとともに品行方正な生活を送り、「社会の柱」として人々から尊敬を集めていた。新たに…
ノルウェーの山村の小さな家 「ビョルンソンのアルネの歌は哀調であるけれども、我々日本人にはよく其情合がわからない」と書いたのは、民俗学の柳田國男だ。『アルネの歌』はノルウェーの国民詩人といわれ、1903年にノーベル文学賞を受賞したビョルンスティエルネ・ビョルンソンの代表作で、ノルウェーの山岳地方を舞台にした小説だ。北欧の山岳地帯の田舎の人々の暮らしぶりは、日本人とはかなり違っていると、柳田は言いたかったのだろうか。
クスノキも春を待つ 音もなく白く重く冷たく雪降る闇 中村苑子(1913―2001)の句。本当に暗い。この冬の雪の姿そのものを活写しているように思えてしまう句だ。 厳しい寒さの冬を送っていると、春を待つ思いは深まるばかりである。立春が過ぎたとはいえ、日本列島は大雪の予報が出ており、春はまだ遠い。長く、暗い冬を送る北欧の人々も、私たち以上に季節の移ろいを一日千秋の思いで待っているのではないか。昨日、ラジオの北欧特集の中で、ノルウェーの作曲家エドヴァルド・グリーグ(1843―1907)のピアノ協奏曲(イ短調 作品16)が流れているのを聴いて、長い冬から開放され光の春を迎える人々の顔を思い浮かべた。
この秋、イプセンの『幽霊』を鑑賞する予定です。 舞台ね。 この『幽霊』ですが・・・今回の上演では『幽霊』となっています。 が、私の知る限りでは『ゆうれい』との表記が多い。 どっち?どっちでもいいのか? さて、イプセンですが・・・『人形の家』ですかね? それとも『人民の敵』ですかね? この2作品は、日本でもよく上演されていると思います。 私もイプセン作品全て読みました~ではないです。 これは購入して・・・時々読んでいますって感じ。 数作品、収録されています。 私とイプセンの接点は・・・ 数年前大ファンだった俳優さん(海外の俳優さん)が 出演した舞台作品にイプセンがあって・・・ 『棟梁ソルネス』な…
のあんじー×まぼろし🐼ぽいぽい『 サイケ人形の家 』 原作: ヘンリック・イプセン 時 :2025/8/2(土) 19:30-21:00 於 :ART SPACE BAR BUENA 1000円+1D+投げ銭 🐼🩷 告知 🩷🐼のあんじー×まぼろし🐼ポイポイ#のぱんじー 『 サイケ 人形の家 』原作 - ヘンリック・イプセン時 - 8/2(土) 19:30-21:00於 - ART SPACE BAR BUENA1000円+1D+投げ銭パンダと一緒にイプセンをやります!呑みながら観れるバーでの芝居です🍸Psychedelicに溺れよう🐼 pic.twitter.com/v5JZXztz33 — …
2024年の12月30日にアマプラで観た映画。去年最後に観た映画である。 "異食症"という聞きなれない病気が出てくるが、名前からどんな症候かはだいたい想像できるだろう。要するに、食べ物ではないモノを飲み込みたくなる衝動に駆られる一種の強迫神経症のようなものらしい。で、『スワロウ』では、とあるキッカケでこの病気を発症してしまった、ハンターという名の美しい新婚の女性が主人公である。 実際、彼女は劇中で色んなモノを嚥下し胃に流し込む。ビー玉、安全ピン、乾電池など。その飲み込む描写は、中々痛ましい。採血の注射すら出来ない先端恐怖症の自分には、結構見るのが辛かった。先端恐怖症は直接関係ないとは思うけど、…
森鴎外がイプセンについて小説人物の口を借りて述べた個所です。 青年 (青空文庫)の第7章 「実はイブセンは大真面目である。大真面目で向上の一路を示している。悉皆(しっかい)か絶無か。この理想はブラントという主人公の理想であるが、それが自己より出(い)でたるもの、自己の意志より出でたるものだという所に、イブセンの求めるものの内容が限られている。とにかく道は自己の行(ゆ)く為めに、自己の開く道である。倫理は自己の遵奉(じゅんぽう)する為めに、自己の構成する倫理である。宗教は自己の信仰する為めに、自己の建立する宗教である。一言(いちげん)で云えば、Autonomie(オオトノミイ)である。それを公式…
今日は早退して、日本大学芸術学部演劇学科 令和6年度 総合実習A1(演劇)『ノラ 人形の家』観劇。演出が大澤遊さんで、無料ということで予約しました。 江古田は人生で二度目。短大のときイラストレーターさんの事務所でバイトしていて、旅雑誌の企画で江古田の食べ歩きマップのイラストを描くために商店街を食べ歩いたのでした。多分日芸と逆側かな? 『ノラ 人形の家/Nora: A Doll's House』はイプセンの『人形の家』のではなかった! ステフ・スミス作、初めて知りました! 「イプセンが『人形の家』を発表してから145年。今もなお、ノラたちは傷つくことと愛することを繰り返す。」『ノラ 人形の家』は…
『An Enemy of the People』とは あらすじ キャスト 感想 『An Enemy of the People』とは 1882年に発表されヘンリック・イプセンによるプレイ。 邦題は『民衆の敵』。 ブロードウェイでは1950年に初演された。 今回は2024年に上演された、Amy Herzogによって脚色されたブロードウェイでのリバイバル公演を観劇した。 演出はSam Gold。 あらすじ Dr Thomas Stockmannは小さな村で引っ越し開業して娘で教師のPetraと静かに暮らしている。 その村に温泉が湧くことがわかり、村をあげて療養のための温泉施設を設けることになる。 …
人は他人に尽くすことで