塚本哲也のノンフィクション。→ エリザベート ハプスブルク家最後の皇女
オリジナル版は、1992年にウィーンで初演(1998年までロングラン)。
脚本・歌詞:ミヒャエル・クンツェ、作曲:シルヴェスター・リーヴァイ、演出:小池修一郎
[雪組]トート:一路真輝、エリザベート:花總まり、フランツ:高嶺ふぶき、ルキーニ:轟悠
[星組]トート:麻路さき、エリザベート:白城あやか、フランツ:稔幸、ルキーニ:紫吹淳
[宙組]トート:姿月あさと、エリザベート:花總まり、フランツ:和央ようか、ルキーニ:湖月わたる
[花組]トート:春野寿美礼、エリザベート:大鳥れい 、フランツ:樹里咲穂、ルキーニ:瀬奈じゅん
[月組]トート:彩輝直、エリザベート:瀬奈じゅん、フランツ:初風緑、ルキーニ:霧矢大夢
[雪組]トート:水夏希、エリザベート:白羽ゆり、 フランツ:彩吹真央、ルキーニ:音月桂
[月組]トート:瀬奈じゅん、エリザベート:凪七瑠海、フランツ:霧矢大夢、ルキーニ:龍真咲
[2000年]エリザベート:一路真輝、トート:内野聖陽 / 山口祐一郎、
フランツ・ヨーゼフ1世:鈴木綜馬、ルキーニ:高嶋政宏、ルドルフ:井上芳雄
[2004年]エリザベート:一路真輝、トート:内野聖陽 / 山口祐一郎、
フランツ・ヨーゼフ1世:石川禅 / 鈴木綜馬、ルキーニ:高嶋政宏、ルドルフ:浦井健治、パク・トンハ
[2005年]エリザベート:一路真輝、トート:内野聖陽 / 山口祐一郎、
フランツ・ヨーゼフ1世:石川禅 / 鈴木綜馬、ルキーニ:高嶋政宏、ルドルフ:浦井健治、パク・トンハ、井上芳雄
[2006年]エリザベート:一路真輝、トート:武田真治 / 山口祐一郎、
フランツ・ヨーゼフ1世:石川禅 / 鈴木綜馬、ルキーニ:高嶋政宏、ルドルフ:浦井健治、パク・トンハ
[2008年]エリザベート:朝海ひかる / 涼風真世、トート:武田真治 / 山口祐一郎、
フランツ・ヨーゼフ1世:石川禅 / 鈴木綜馬、ルキーニ:高嶋政宏、ルドルフ:伊礼彼方、浦井健治
[2010年]エリザベート:朝海ひかる / 瀬奈じゅん、トート:石丸幹二 / 城田優 / 山口祐一郎、
フランツ・ヨーゼフ1世:石川禅、ルキーニ:高嶋政宏、ルドルフ:伊礼彼方、浦井健治、田代万里生
ハプスブルグ家最後の皇后エリザベート*1を殺害した罪で煉獄ではルイジ・ルキーニの裁判が今なお行われている。裁判官に「何故殺した?」と聞かれ「偉大なる愛のため」と答えるルキーニ。信じない裁判官。好き勝手にしゃべる参考人。審議は平行線をたどり、ついに黒幕「黄泉の帝王トート閣下=死」がお出ましになる。そして、トートとエリザベートの愛の物語が幕を開けるのだ。
ヨーロッパミュージカルということでアメリカモノのミュージカルより歌の割合が高いオペレッタに近い形になっている。
宝塚バージョンではウィーンでのミュージカルに比べトートの割合が高く、新たに「愛と死の輪舞」などの曲が書き足されている。
*1:ハプスブルグ家が皇帝として政権を握ったと言う意味で最後、その後象徴としてのハプスブルグ家は第一次世界大戦で負けるまで続くことになる