1911年(明治44年)の創業以来、1世紀以上にわたり日本の出版文化を「製本」という形で支え続けてきた老舗、共同製本株式会社。同社の第127期(2024年12月期)決算が、2025年6月16日付の官報に掲載されました。2024年に複数のM&Aを敢行し、単なる製本会社から「企画・印刷・製本までの一貫生産」を手掛ける総合サービス企業へと、歴史的な大変革を遂げた同社。その変革の只中にある経営状況と、未来に向けた戦略を掘り下げます。 20241231_127_共同製本決算 第127期 決算のポイント(単位:百万円)資産合計: 2,962百万円 (約29.6億円) 負債合計: 990百万円 (約9.9億…