Oscar Wilde(1854-1900) 作家。小説家。詩人。劇作家。
1854年アイルランドのダブリン生まれ。世紀末文学の代表的作家で、芸術のための芸術を提唱。 才気あふれる作品を発表する一方、奇抜な服装や過激な発言で社交界でも注目を集め、アルフレッド・ダグラス卿との男色事件で有罪判決が下るなど、スキャンダラスな一生を送った。
オスカー・ワイルド『オスカー・ワイルド書簡集-新編 獄中記-悲哀の道化師の物語』中央公論新社(2020) ■株式会社中央公論新社 公式HP:https://www.chuko.co.jp/ 公式X(旧 Twitter):https://twitter.com/chuko_bunko?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Eauthor 新・読書日記267(読書日記1607) – ラボ読書梟 nainaiteiyan.hatenablog.com
エルンスト・ブロッホ『希望の原理 第一巻』白水社(2012) ミシェル・ウエルベック『ショーペンハウアーとともに』国書刊行会(2019) オスカー・ワイルド『ドリアン・グレイの肖像』岩波文庫(2019) オスカー・ワイルド『ドリアン・グレイの肖像』読了+新・読書日記164(読書日記1504) – ラボ読書梟
ホルヘ・ルイス・ボルヘス『無限の言語―初期評論集 (ボルヘス・コレクション)』国書刊行会(2001) ジャック・リゴー『ジャック・リゴー遺稿集 (自殺総代理店ほか)』エディション・イレーヌ(2021) 岡部 美香 (編集), 小野 文生 (編集)『教育学のパトス論的転回』東京大学出版会(2021) オスカー・ワイルド『ドリアン・グレイの肖像』岩波文庫(2019) 新・読書日記163(読書日記1503) – ラボ読書梟 関連図書 nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com …
オノラ・オニール『正義と徳を求めて: 実践理性の構成主義的説明』法政大学出版局(2024) ジョージ・ガモフ『1、2、3…無限大 新版』白揚社(2004) オスカー・ワイルド『ドリアン・グレイの肖像』岩波文庫(2019) 新・読書日記161(読書日記1501) – ラボ読書梟 関連図書 nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com
こんにちは。今回はオスカー・ワイルドの幸福な王子をピックアップして考察していきます。 物語の概要としては、街に建てられた荘厳に装飾をされた幸福な王子の像が、羽を休めていたツバメに頼んで自分につけられた宝石や金のメッキを貧しい人たちに配るという話です。 最終的に王子の象はみすぼらしいものになってしまい、処分され、ツバメは越冬の機会を逃して死んでしまいます。ただ、二人は愛し合っていて、両者の魂は最も美しいものとして神様に認められます。 童話集 幸福な王子 他八篇 (岩波文庫) 作者:オスカー ワイルド 岩波書店 Amazon ここで、タイトルの問い、「幸福な王子は」幸せだったのかという点について、…
福原義春『だから人は本を読む』東洋経済新報社(2009) ジョルジュ・バタイユ『ニーチェについて 無神学大全』現代思潮新社(1992) ジョルジュ・バタイユ『文学と悪』ちくま学芸文庫(1998) オスカー・ワイルド『ドリアン・グレイの肖像』岩波文庫(2019) 福原義春『だから人は本を読む』読了 + 新・読書日記157(読書日記1497) – ラボ読書梟 関連図書 nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nainaiteiyan.hatenablog.com nain…
J・D・バナール『宇宙・肉体・悪魔【新版】――理性的精神の敵について』みすず書房(2020) トマス・ネーゲル『新装版 コウモリであるとはどのようなことか』勁草書房(2023) オスカー・ワイルド『ドリアン・グレイの肖像』岩波文庫(2019) 新・読書日記156(読書日記1496) – ラボ読書梟 関連図書 nainaiteiyan.hatenablog.com
今回は作家ワイルドの名言です。彼の辛辣な警句を楽しんでください。 <語句・文法の説明> *mimicry : 模倣 quotation : 引用(文)*第二の文は、三つの単文から成っているのが分かりますか? どの単文もS+ be動詞+C なので、二つ目、三つ目の単文の be 動詞が省略されているのです。*内容的には、最初の文が結論で、その後の三つの単文は実は同じ内容の繰り返しに過ぎません。ただし、最初の文は、ワイルド好みの簡潔過ぎる表現なので、日本人には分かりにくく、よく考える必要があります。 <英文の訳> 大部分の人々は(自分が無くて)他の人々のコピーである。彼らの考えは誰かほかの人の意見で…
欧米では、名言や警句をネタにして会話を楽しむという習慣があるようです。 その習慣を日本でも楽しもう、というのが今回スタートさせる新シリーズです。英語の名言を扱うので、ついでに英語も楽しもうという企画でもあります。英語が苦手な人、学生時代以降、英語にあまり触れていない人にも楽しめるよう、英文についての解説もつけますので安心してお楽しみください。 それでは、第一回目の名言を紹介します。名言の名手、オスカー・ワイルドの言葉です。 まず翻訳すると、次のようになります。 「あらゆる聖人には過去があり、あらゆる罪びとには未来がある」 「聖人」には色々の定義がありますが、ここでは「欲望に支配されない人」くら…
戯曲の「サロメ」を読んだ。なんて表現すればいいんだこの気持ちは…!とにかく戯曲にハマりそう、というかもうハマったかもしれない。面白かった?興味が湧いた?うーん、なんか違うんだこの感情。なぜこんなに引き込まれたのか。ストーリーを思い出しつつ、他の戯曲でも気持ちは変わらないのかを確かめたくて、次読む作品を考えていく。 サロメ 作者:オスカー・ワイルド TAPIRUS Amazon あらすじをざっくりと このおどろおどろしい雰囲気はどこからくるのか ビアズレーの挿絵の影響はすごい ゆっくり動画で復習してわかったこと ワイルドが描いたサロメは元ネタとは全然違う! さて、次はどの戯曲を読む? あらすじを…
どんなキャラクター性を持たせれば、如何に多くの人から「かわいい」と認められるのか?それを突き詰めんとするキャラクターが「ファイアーエムブレム エンゲージ」には何人も存在します。 その一人が、この記事にて紹介していく、フィレネ王国の第一王女「セリーヌ」。 このキャラクターといえばやはり、公式からも太鼓判を押されている「かわいい」らしさ。 今作に登場するキャラクターはメインデザイナーを務めるMika Pikazo氏の手腕や監修も影響し、外見は勿論のこと、内面にも「かわいい」を追求した人物がもはや珍しくもないほど。 ですが、その中でも劇中の登場人物との間で実際に、相手の方から自ずと「かわいい」と言わ…
理想の結婚 [DVD] ケイト・ブランシェット Amazon 愛は買えない。与えるものだ。 1895年、ロンドン。上流社会。 元カノとの再会。 「いいえ、これは人生のゲームです。」余裕のチーヴリー夫人。 4歳サバ読んでるアーサー。 サウナで新聞てふやけない? ゴージャスなマッチ。 「人生は公平じゃない。でないと我々が困る。」お貴族様の本音。 昔の不正がバレた! もー、ちゃんと名前言っとかないからー。執事は悪くない。 今チュッてしたよね? 誰が主役? 衣装もセットもゴージャスで、役者も見眼麗しく芸達者ばかり。なのに、どこかおもしろくないのはなぜ?レビューでは絶賛されてるけど。 オスカー・ワイルド…
みすてりい (創元推理文庫) 作者:城 昌幸 東京創元社 Amazon 『みすてりい』城昌幸著を読む。 掌篇、いわゆるショートショートの先駆けだったそうだ。『新青年』が発表の場というだけあって、テイストは怪奇・幻想なんだけど、洒落ていて、モダン、都会的。散文詩みたいな作品もあったが、作者が「日夏耿之介と西條八十」を師匠に当初、詩作をしていたことを知り、納得。 江戸川乱歩が作者を「人生の怪奇を宝石のように拾い歩く詩人」と述べていたそうだが、いやはや、ぴったり。それにしてもなんて素敵なフレーズなんだろう。 長山靖生の解説によると、「城はポオやオスカー・ワイルド、リラダンを好んだ。―略―城昌幸には、…
私たちの第一印象は、ほとんどの場合、見た目によって決まります。どんなに優れたスキルや知識を持っていても、初対面の相手にそれが伝わる前に、外見で判断されてしまうことは避けられません。そのため、見た目を整えることは、自分自身を最大限に活かすための重要な要素と言えます。 まず、筋トレは健康と見た目の両面で効果的です。引き締まった体は自信をもたらし、それが自然と態度や表情にも表れます。また、筋肉のある体は健康的でエネルギッシュな印象を与えるため、信頼感や親しみやすさを引き出すこともあります。 さらに、清潔感も欠かせません。身だしなみを整えることは、他者への礼儀であり、自分を大切にしているというメッセー…
本日11/30は、オスカー・ワイルドの祥月命日(1900年11/30没)である。オスカー・ワイルドの戯曲を原作にしたオペラ、アレクサンダー・ツェムリンスキー作曲『フィレンツェの悲劇』が、ジャコモ・プッチーニ作曲『ジャンニ・スキッキ』と、フィレンツェを舞台にしたオペラ作品ということで2本立てで、来年2月に、新国立劇場オペラパレスにて上演される。2/4(火)のチケットすでに入手済み、愉しみである。昨日はインフルエンザ予防のワクチンを接種してきた。新型コロナワクチン予防接種と併せて、感染症対策はしっかり対応。ヒートショックが怖い。 www.nntt.jac.go.jp simmel20.hatena…
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札幌北区の占いの父ー 夢占館(ゆめせんかん)の石原聖山が貴方の 『(令和7年) 2025年!!干支、乙巳(きのとみ)』 を的確に占う!占い歴25年、お悩み相談人生アドバイザー 『占い&お悩み相談BOX夢占館(ゆめせんかん)』 ー石原聖山の元気が出る世界の名言,格言をあなたに・・・2024年11月26日(火) 札幌 『北区の占いの父』石原聖山(いしはらせいざん)があなたの【2024年、下半期】の運勢をズバリ判断!! 今日の名言 『週1回会うのがいいと言われたらきっとそれがベストだし、月1回がいいと言われたら、きっとそれ以上求めてはいけない。愛してくれない人を追うと、女子はどこまでも面倒な生き物に…
「おやすみなさい、ホームズさん(Goodnight, Mr.Holmes)」と言うのは正典の短編第一作である「ボヘミアの醜聞」に出て来るセリフです。 このセリフを発したのはホームズがその能力を認め、常に「あの女性」と呼ぶアイリーン・アドラー。 と言うことで、この小説はアイリーン・アドラーが主人公です。ですが、ホームズの物語のワトソン同様、アイリーン・アドラーとひょんな事から同居することになったペネロピ―・ハクスリーと言う女性の手記の形で語られます。従って一人称で語る主人公はこのハクスリー嬢ということになります。こういうパターンはパスティーシュと言うよりは「スピンオフ」と呼んだ方が正しいかも知れ…
アイルランドの首都は? ダブリンの気候 比較的涼しめ 雨多し 日本とダブリンの時差 ダブリンの魅力 ユニークな歴史 今も息づくアイルランドの伝統 世界中の人を魅了する伝統音楽 フレンドリーな人々 アイリッシュグルメ ダブリンの見どころ ダブリン城 グラフトン・ストリート クライストチャーチ大聖堂 ガイエティ劇場 フェニックスパーク ホース まとめ 「アイルランドってどんなところ?」と聞かれて、すぐにアイルランドについて語れる人は少ないでしょう。 「ヨーロッパのイギリスらへんにある国」という認識の日本人がほとんどです。 しかしアイルランドは、学力では世界トップクラス、治安は日本よりもよく、自然も…
グレンダイザーUを視終えた。白塗りのようにみえる化粧の濃い自己表現が巧みな聖女ルビーナが作品のキーとなっており、テーマは『高貴さは意味があるのか』だったと思う。イスラエルはガザの虐殺を狡知なやり方で続け、ロシアによるウクライナ侵略も戦線膠着の現在、まだ普通に生きている身が恥ずかしくさえ思える現実の暮らしで考えるのは、いや考えざるを得ないのは「自分が今まで信じてきたことは単なるきれいごとに過ぎなかったのか」という絶望と無力感に至る疑念だ。 ロボットアニメは長らく平和状態をおびやかす脅威への全なる正義感で屋台骨が成り立っていた。2024年の現在、昭和のロボットアニメをリブートする意味とは、または(…
新しい環境に飛び込むと、どうしても周りの目が気になってしまうもの。でも、タブ・ハンターの言葉を借りるなら、「私は、人から好かれるかどうかは気にしない。人気コンテストに勝つために生きているわけではないからだ。私はできる限り素晴らしい人間になるために生きている」。この言葉には、成功するための本質が詰まっています。 成功する人は「正しい人間」になろうとする成功する人は、他人の評価や「いいね」の数に左右されません。彼らが目指すのは、自分自身の成長と正しい行動です。例えば、スティーブ・ジョブズは「あなたの時間は限られている。他人の人生を生きることで無駄にしてはいけない」と言いました。彼は常に自分の信念に…
本日は、充実どころじゃない解説本がついている『BLACK MOON ASTROLOGY CARDS』を楽書記。最早「はじめての占星術」みたいな本を買ったような気持ちになり、占星術をちょっと勉強した気分になるレベル。こちらがしっかりした美しボックスと解説書。カードも大きめで実際これを使っているかと言われると全然使ってない。けど、好き。それにしてもこのカード、なぜ買ったのか……全く思い出せない。けどたまに眺めて、なんか好きって思うのを繰り返しているカード。なんじゃそりゃ。例によって安いと言う理由だけでよくわからない海外から購入。そして、この度、前々からちょこちょこ書き溜めていた訳を一気にまとめてみ…
ここ数日で急に冷え込んできた。特に朝晩は冷え、夏から急に冬といった感じで季節感もへったくれもない。仕事もなかなかうまく進まず、それどころかかなりキャパオーバー気味でここのところ毎日ヘトヘトである。で、今日は神保町での仕事を終えて、18時前だしとざっと靖国通りの古本屋をのぞいて歩き、久しぶりに澤口書店を覗いたら、本を買うことになってしまった。 大橋良介「悲の現象論・序説」(創文社)カバ1500円 Rodney Shewan : OSCAR WILDE Art and Egotism, Macmillan,1977カバ500円 Sheridan Morley : OSCAR WILDE, Weid…