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コミュニティFM

(一般)
こみゅにてぃえふえむ

コミュニティFMは、1992年1月に制度化された、市町村の一部の地域において、超短波帯(VHF)の電波を利用するFMラジオ放送局。
全国のコミュニティ放送局は284局ある*1

概要

既存の県域・広域単位の現存の放送局の様に特定の人たちが広範囲に向けて製作する番組ではなく、地域の特色を生かした番組や地域住民が参加したり番組制作に参加する2WAYの番組、急を要する情報を提供する事や地域に密着した情報を提供する事、地域情報の発信拠点として、また地域の振興その他公共の福祉の増進に寄与する、豊かで安全な街づくりに貢献できる「地域のみなさんに育てて貰う」放送局という性格を持っている。
開局第1号は1992年12月に開局した北海道函館市の「FMいるか」。1995年1月17日阪神淡路大震災の時は、「FMわぃわぃ」が活躍した。これをきっかけにその後全国へ急速に普及が進んでいった。
ミニFMと間違われるが、最大出力20W(制度化当初は最大出力1W、のち10Wへの緩和を経て最大出力20Wに再度緩和)のれっきとした総務省認可の放送局である。コミュニティ放送が正式名称。
1992年にFMいるかが創設されたころは開局希望は多数あげられたが、制度化されて間もない頃は最大出力の低さから電波が思ったほど遠くへ届かず、ほとんど儲からない(80%が赤字)ので近年は新規開局は減少傾向。大都会では、電波の割り当ては今後不可能ということもあり、コミュニティFM自体はローカル中心の放送局になるものと思われる。
なお、現在では、コミュニティ放送の統括組織として、日本コミュニティ放送協会JCBA)がある。

コミュニティ放送局

*1:2014年7月現在

*2:2005年4月にまんでがん815とFM Marinoが合併

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