youtu.be 「死」というものを真正面から取り上げた良作。 二人の女優の行き詰まるような演技がすごく良かった。 と、感想の羅列で終わりそうなのだが、少しは考えてみたい。 ストーリーはいたってシンプルだ。末期癌に侵されたティルダ・スウィントン演じるマーサは元戦場特派員。彼女は友人のジュリアン・ムーア演じる作家であるイングリッドに連絡をし、ある依頼をする。 自分は人間らしい死に方を選択したい。ついては非合法の安楽死のための薬を入手したので、その薬を使うまで、自分の人生の最後のときまで一緒にいて欲しい。そして、ドアが閉まっていたら、自殺を決行した印だ、とも言い添える。 死にゆく者と生ける者が奇妙…